【Fリーグ】森岡が完全復活のハットトリック! 町田が府中との東京ダービーを制す

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この試合3点目を挙げた森岡が喜びを爆発させる。完全復活を印象づけるプレー

[10.22 Fリーグ第15節 町田 4-3 府中 町田]

Fリーグは22日、第15節を各地で行い、町田市立総合体育館ではペスカドーラ町田と府中アスレティックFCが対戦した。試合は中断明け以来、初出場となったFP森岡薫のハットトリックもあり、町田が4-3で勝利。3連勝を飾って勝ち点を28に伸ばしている。

 

町田の先発はGK小野寺優介、FP金山友紀、滝田学、中井健介、原辰介。一方の府中はGK田中俊則、FP皆本晃、関直登、渡邉知晃、柴田祐輔が先発の5人としてピッチに立った。

 

開始早々、昨季の町田戦で左ヒザ前十字靭帯損傷の大ケガを負い、1年前のこの日に手術を行っていた皆本が、中井に激しく当たる。この場面をはじめ、前半の府中は荒々しいプレーが目立ち、相手のゴールに向かっている印象を受けなかった。実際にシュート数を見ても、前半は4本のみ。後半に13本のシュートを放ち、3得点を挙げたことを考えても、前半20分の戦いぶりは非常にもったいないものだった。

 

一方の町田は、前半2分に原がミドルシュートを放つなど、好機をつくっていく。その中で負傷明けの森岡も前半から存在感を示す。7分には右サイドからシュート性のボールをゴール前に入れたが、FP森谷優太はわずかに届かない。それでも攻勢に試合を進める町田は、前半9分にFP篠崎隆樹が右足で放ったシュートがゴールに決まり、1点をリードする。

 

先制された府中は前半15分には柴田がゴール前に入れた速いボールに渡邉が合わせたが、シュートは左に外れてしまう。そして前半の残り7分38秒の時点でファウルカウントが5つになっていた府中は、15分に敵陣で柴田が不用意なファウルをして、町田に第2PKを与えた。森岡のシュートをGK田中はセーブしたが、キックの前にボールに近寄ったとして、警告を受けて第2PKのやり直しとなる。それでも2本目のシュートも田中は防ぎ、結局、前半は町田が1点をリードして折り返した。

 

後半も序盤から仕掛けたのは、ホームの町田だった。後半2分には中井が柴田からボールを奪ってカウンターからシュートを打つが、右に外してしまう。その後も攻めた町田は、同4分に森岡が森谷とのパス交換からゴールを決めて、リードを広げた。

2枚目のイエローカードを受けて退場となったGK田中。滝田の狙いにハマった
2枚目のイエローカードを受けて退場となったGK田中。滝田の狙いにハマった

2点を追いかける展開となった府中は、後半7分に左サイドにいたFP永島俊が見事なパスを右サイドの完山に通すと、完山が左足でゴールを決めて1点差に詰め寄る。一気に追いつきたい府中だったが、その1分後にFPが裏を取られて、右サイドの滝田にボールが渡る。GK田中がカバーに入ったが、滝田を倒す形になり、この試合2枚目の警告を受けて退場となった。

 

府中は控えGK山田正剛をピッチに送り出し、FP3人で守る。今季初出場、しかも負傷明けのGK山田は森岡のシュートを防ぐなど好守を見せたが、数的不利の2分間が過ぎる前に強烈なシュートを森岡に叩き込まれ、再び2点差を付けられた。

 

ここで試合を終わらせたい町田だったが、一つのミスから苦しい展開となる。自陣深くでキックインのボールを受けたGK小野寺がトラップミス。そこをFP上福元俊哉が見逃さずに詰めて行き、ボールをゴールに押し込んだ。その1分後には渡邉が華麗にシュートを決めて、試合を振り出しに戻した。

 

ここから勝ち越しゴールを狙って、両チームが攻め合う展開になる。町田は篠崎がオーバーヘッドでゴールを狙うが、GK山田がセーブ。府中も渡邉がGKと1対1になる場面を迎えたが、GK小野寺にブロックされて得点を挙げられない。

 

そんな中で試合に決着をつけたのは森岡だった。オールスターを欠場することになった左ヒザの負傷の影響もあり、森岡はこの試合、左足でのシュートを打っていなかった。それでも後半19分、左サイドでボールを持った森岡は、完山を背負った状態から反転。左足を振り抜いた。鋭い弾道のシュートが左ポストの内側を叩き、右サイドネットに決まり、町田が4-3と再び勝ち越す。府中は柴田をGKにしてパワープレーを行ったが、同点ゴールを奪えないままタイムアップ。大事な場面でゴールを奪える存在の有無が、勝敗を分けた。

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手術から、ちょうど1年。負傷した会場で、同じ相手との試合に気合十分の皆本だったが、シュートはゼロ本