[11. 26 Fリーグ第22節 神戸 1-3 府中 明石 1,012人]
Fリーグは26日、第22節を各地で行い、明石市中央体育会館では、デウソン神戸と府中アスレティックFCが対戦した。試合は3-1でアウェーの府中が勝利している。
先手を取ったのは敵地に乗り込んだ府中だった。前半5分にFP渡邉知晃が相手GKをかわし、無人のゴールにボールを流し込んで1点をリードする。その後は両チームともに攻め合う展開となるものの、得点が決まらないまま、前半を終える。
後半の立ち上がり、攻勢を仕掛けた神戸だが、FP相井忍からのパスを受けたFP松宮充義がフリーで放ったシュートが枠を外れるなど、得点を挙げられない。逆に9分、府中は再び渡邉がCKからゴールを決めて点差を広げた。
攻勢だった神戸は後半10分、Fリーグ最年少ゴール記録を持つFP山田慈英がカウンターからゴールを決めて、再び1点差に詰め寄る。勝てば府中を抜き、プレーオフ圏内に入れる神戸は、パワープレーを仕掛けて反撃に出る。しかし、神戸の守備を崩し切れない。得点が動かないまま、試合は終盤を迎えると府中はFP柴田祐輔がブザービーターを決めて、3-1で勝利した。
この結果、府中は16節のすみだ戦以降の無敗試合数を「7」に伸ばしている。また、この試合で2得点を決めた府中の渡邉は、自身の通算ゴール数を99に伸ばし、100ゴールの節目まであと1点とした。一方の神戸は6試合ぶりの黒星を喫した。