アジア選手権

【AFC女子選手権】日本は準優勝、後半に牙をむいたイランに2-5で完敗

[5.12 AFC女子アジア選手権タイ2018決勝 日本女子 2-5 イラン女子 フアマーク]
AFC女子フットサル選手権タイ2018は12日、大会最終日を迎え、フットサル女子日本代表は、フットサル女子イラン代表との決勝を行った。前回大会と同じカードとなった決勝、試合は5-2でイランが勝利。日本は2大会連続で準優勝となった。

このグループで戦う最後の試合となる一戦に、木暮賢一郎監督は、GK山本彩加、FP江川涼、FP中島詩織、FP藤田実桜というスターティングファイブを送り込んだ。

両チームの力は拮抗しており、序盤から主導権の奪い合いとなる。それでもハーフまで引いて守るイランに対し、日本がボールを保持する時間が長くなっていく。前半6分には最初のビッグチャンスが日本に訪れる。左サイドからFP江口未珂が折り返したボールをFP加藤正美がシュートしたが相手にブロックされる。カウンターを狙うイランも、この跳ね返りから一気に日本のゴールを狙ったが、日本もゴールを守った。

14分には江口が自陣から蹴ったボールが、あわや相手のオウンゴールを誘発しそうになる。これで得たCKからも日本はチャンスをつくったが得点はできない。前半の終盤にはイランが攻勢を強める。17分、FPカリミが距離のある位置から強烈な反転シュートを放ったが、枠の外へ。さらに19分にもカリミの速いボールにFPモギミが飛び込んだが、前半は得点が決まらないまま終了した。

後半も最初のチャンスは日本がつくる。江川が右サイドからシュートを放ったが、GKに防がれた。ここまで日本にも勝機のある展開だったが、イランがボールへのプレスを強めると、日本が徐々に劣勢に回ることとなる。4分にはイランがショートカウンターから大チャンスをつくり、7分には日本もこの試合初めて出場FP勝俣里穂がイランゴール前を横切るボールを入れたが、FP竹村純子にはわずかに合わなかった。

その直後、日本は左サイドから崩されてしまう。ハイプレスで生じるスペースを、それまでうまく埋めていたGK山本彩加がかわされ、ゴール前にボールを入れられる。一度はシュートをブロックしたものの、こぼれ球を落とされてついに均衡が破れた。今大会、初めてリードされる展開となった日本に、この1点は重くのしかかる。先制点から2分後には、キックインが日本の壁に当たってコースがかわり、ゴールに決まってしまう。動揺するチームは、その30秒後にもGKからのロングカウンターから失点を喫して、0-3となった。日本は後半11分にも底辺でボールを保持していた竹村が、パスコースを消されてボールを失い、ショートカウンターから4点目を決められた。

ここで木暮監督はタイムアウトを取り、勝俣をゴレイラにしたパワープレーを開始する。その直後には江口が右サイドでDFをかわしてシュートを決め、1点を返した。このまま勢いに乗りたいところだったが、イランも懸命な守備で日本のボール回しに対応。逆に16分にはキックインから隙を突かれて、再び4点差となるゴールを決められて万事休す。

日本は最後までパワープレーを仕掛け、残り56秒でFP網城安奈がゴールを決めたものの2-5で敗戦。前回大会に続き、2大会連続で準優勝という結果に終わった。なお、日本は準優勝したため、今年アルゼンチンのブエノスアイレスで開催されるユースオリンピックの出場権を獲得した。ただし、選手たちを派遣できる競技はラグビーかフットサルかのどちらかになるため、出場は見送られる可能性もある。

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