【U-20アジア選手権】残り1秒の失点でインドネシアと分けた日本、決勝ラウンド進出に黄信号

[5.19 第1回U-20アジア選手権 U-20日本代表3-3U-20インドネシア代表 フアマーク]

第1回U-20アジア選手権は19日、大会4日目を迎えた。U-20フットサル日本代表はグループステージの第3戦、U-20インドネシア代表戦を行い、3-3で引き分けた。この試合に勝てば決勝ラウンド進出が決まる日本だったが、勝ち点1の上積みにとどまり、20日のグループステージ最終戦のベトナム戦の結果次第では、予選敗退もあり得る状況になってしまった。

ここまでの2試合、同じスターティングファイブで試合に臨んだ日本代表だが、この試合では仁井貴仁に代わり、植松晃都が先発に入った。ここまで試合の入りが良くなかった日本だが、この日はファーストプレーから中村充がボールを激しく奪いに行き、敵陣でパスをブロックしてチームを盛り立てる。前からのプレッシングで相手を押し込もうという狙いを持ち、約3分ごとに細かくメンバーを交代しながら戦う日本は、攻勢に試合を進めていく。前半6分には内田隼太、石田健太郎が立て続けにゴールを狙うが、得点は挙げられない。

ほとんどの時間を敵陣で戦っていた日本だが、前半9分に守備を崩されるとFPリオ・パンゲツに強烈なシュートを叩き込まれ、1点を追う展開になってしまう。前日のタジキスタン戦に続き、ビハインドを背負った日本は切り替えがうまくできなかったのか、さらにカウンターからのピンチがあったが、相手のシュートが逸れたことで助けられる。

追加点を許さずに済んだ日本は、少しずつ落ち着きを取り戻すと、前半13分に清水のシュート性のボールをゴール前で山田慈英が押し込み、試合を振り出しに戻した。さらにその1分後には、敵陣でボールを奪ったFP岡田祥慶が、確実にゴールネットを揺らして逆転に成功。試合再開直後には再び危ない場面もあったが、失点することなく、前半は日本が2-1とリードして折り返した。

この試合に負けると決勝ラウンド進出の望みが薄れるインドネシアは、後半に入ってより仕掛けてくる。キックオフ早々、シャウキに決定機を与えた日本だが、ここもシュートミスに助けられた。日本は後半3分に岡田のシュート性のパスから植松が決定機を迎えるが、ファー詰めで打ったシュートはポストに嫌われてリードを広げられない。インドネシアはシャウキとアリアンスヤが積極的に仕掛けて、日本のゴールを脅かしにくるが、GK坂桂輔のセービングもあり、日本がリードを保ち続けた。

追加点を挙げてラクになりたい日本は、後半14分にセットプレーから清水が強烈なミドルシュートをたたきこみ、3-1とリードを2点に広げた。しかし、前日のベトナム戦で試合終了間際に追いついていたインドネシアは、この試合でも最後まであきらめずに、残り4分からパワープレーを開始する。17分には、GK坂がパワープレー返しでゴールを狙ったが、相手の選手に止められる。日本はハンドを主張したが、プレーは流される。そして17分、パワープレーから1点を返されると、勢いづく相手を制御できなくなってしまう。残り10秒で植松が自陣から相手ゴールラインへボールを蹴り出した日本だったが、そこからのロングカウンターを食い止められず、残り1秒で失点。目前に見えていた決勝ラウンド進出の切符をつかみ切ることができなかった。