[2.6 AFCフットサル選手権 タイ代表 8-1 キルギスタン代表 台北大学]
AFCフットサル選手権は6日、グループステージ最終日を迎えた。グループDでは、決勝ラウンド進出を懸けて2位のキルギスタン代表と3位のタイ代表が対戦。試合は8-1でタイが勝利し、逆転で決勝ラウンド進出を決めている。
第2節でレバノンに歴史的な敗戦を喫したタイは、勝利しなければ決勝ラウンド進出の道が途切れる一戦だった。大きなプレッシャーでの一戦となったが、前半3分にはエースのFPスパウットのゴールで1点を先制する。その後、タイは16分に最前線でGKのスローを受けたスパウットが、胸トラップからボレーシュートでゴールを狙えば、キルギスタンもFPアリモフの突破からチャンスをつくり、ゴール前でFPサリンバエフが合わせようとするが、得点できない。両チームがチャンスをつくり合う中で、前半残り1分を切ると、タイはFPチャエンチャロエンが左サイドからシュートを決めて追加点。その直後にもCKからチャエンチャロエンがゴールを挙げて、3-0と点差を広げた。
後半の立ち上がりにもタイはスパウットが追加点を決めると、その後もキルギスタンを圧倒。10分にキルギスタンに6つ目のファウルを受け、第2PKを獲得。スパウットのシュートはGKに阻まれたが、11分には速攻からFPマディアランが5点目を奪う。
キルギスタンはタイムアウトを取り、パワープレーを開始。しかし、ボールの失い方が悪く、カウンターをファウルで止めて、第2PKを与えてしまう。これをスパウットに決められて、6点差が付いた。さらに12分にもFPバイガジーが2度目の警告を受けた以上となる。数的不利の中、FPジェットサダに追加点を決められた。
パワープレーが機能しないキルギスタンは、FPを4人に戻して攻める。17分には、サリンバエフが1点を返した。しかし、残り33秒でジェットサダに追加点を決められて万事休す。タイが8-1で勝利したが、別会場ではレバノンがヨルダンに勝利したため、グループ2位で決勝ラウンドに進むこととなった。