【フットサルW杯】新世界王者はアルゼンチン! ロシアに5-4で競り勝ち、W杯初優勝!!

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フットサルW杯は1日、大会最終日を迎え、コロンビアのカリで決勝戦のロシア対アルゼンチンが行われた。ともに初のW杯優勝を目指す両チームの対戦は、5-4でアルゼンチンが勝利し、初の世界一に輝いた。

過去7大会では、ブラジルが5回、スペインが2回、世界一に輝いていたが、両国は準決勝を待たずに敗退。今大会は、ベスト4が出揃った段階で、新王者が誕生することが決まるという波乱の大会となった。その締めくくりとなる決勝戦、ロシアの先発はGKグスタボ、FPチシュカラ、エデル・リマ、ロビーニョ、ダビドフの5名。アルゼンチンは、GKサルミエント、FPウィルヘルム、ボルット、ブランディ、タボルダがスターティングファイブに名を連ねている。

前半2分、ロシアはFKを得ると、ロビーニョが左足で直接ゴールを狙ったが、GKサルミエントに阻まれる。アルゼンチンも3分、立て続けにセットプレーを得てシュートを放っていったが、ボールが枠を逸れることが多く、得点を挙げられなかった。

アルゼンチンは6分、人数をかけた守備でエデル・リマからボールを奪い、速攻を仕掛ける。右サイドからクッゾリーノがシュートを放ったが、GKグスタボが反応したボールは右ポストを叩いた。ロシアも10分、素早いボール回しから最後はアブラモフがボレーシュートでゴールを狙ったが、GKサルミエントに阻まれた。

ともに守備の固い試合の中で、アルゼンチンはセットプレーや距離のある位置からのシュートを打っていくが、GKグスタボのセーブもあり、ゴールを奪えない。すると16分、ロシアが均衡を崩す。セットプレーの流れから、エデル・リマがダイレクトシュートでゴールを狙う。GKサルミエントが防いだが、こぼれ球にエデル・リマが詰めてボールを強引にゴールに押し込み、1点を先制した。

先制点からわずか26秒、アルゼンチンはボルットがドリブルからシュートを放つと、GKグスタボが弾く。こぼれ球を回収したアルゼンチンのレシアが、ゴール前に走り込んだバポラキにラストパス。バポラキは無人のゴールにシュートを決めて、試合を振り出しに戻した。

前半残り4分を切ったところで、ロシアのチームファウル数が5つを数える。この状況を生かしたいアルゼンチンは、前半終了残り27秒のところで第2PKを得る。これをクッゾリーノが左足で決めて、アルゼンチンが2-1とリードして前半を折り返した。

後半に入ると、ロシアが反撃に出る。2分、右サイドのロビーニョからエデル・リマに縦パスが入ると、エデル・リマは反転して左足のシュートを決め、再び2-2とする。しかし、追いつかれたアルゼンチンもウィルヘルムの縦パスから、ブランディがシュート。一度はGKグスタボに止められたが、こぼれ球をゴールに押し込み、アルゼンチンが3-2とリードした。さらに3分にもアルゼンチンは、ブランディが追加点を挙げて、点差を広げた。

2点差を付けられたロシアは、アルゼンチンの守備を崩し切れない。残り6分30秒を切ると、両チームのファウルが5つを数え、どちらもファウルをしてしまうと、相手に第2PKが与えられる状況となった。ロシアはエデル・リマにボールを集めてゴールを目指すが、15分の意表を突くヒールキックシュートもGKサルミエントに防がれる。

その直後、アルゼンチンは第2PKを獲得したが、クッゾリーノのシュートはGKザムタラゼに防がれる。残り5分30秒を切ったところから、ロシアはFPのシャヤクメトフをGKにしてパワープレーを開始、リスクを冒してゴールを狙っていく。残り1分41秒、アルゼンチンはバポラキのパワープレー返しが決まり、リードを3点に広げた。

ロシアも19分にリスコフが1点を返すと、残り19秒でエデル・リマが第2PKを決める。1点差まで詰め寄ったロシアだったが、その後の反撃は及ばず。アルゼンチンが5-4で勝利して、史上3カ国目のW杯優勝国となった。