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【アジア選手権】2試合連続完封で決勝へ! 日本代表ブルーノ・ガルシア監督「対戦相手がどこであっても、自分たちが示すフットサルを見せたい」

[2.9 AFCフットサル選手権準決勝 イラク0-3日本 新荘体育館]
AFCフットサル選手権は9日、準決勝の2試合を行い、日本代表はイラク代表と対戦した。日本は前半のうちに3点を取ると、3-0で勝利。2大会ぶりの決勝進出を決めている。準決勝のイラン対ウズベキスタンのキックオフ前に行われた会見で、日本代表のブルーノ・ガルシア監督は「対戦相手がどこであっても、自分たちが示すフットサルを見せたい」とコメントをしている。

以下、イラク戦後のブルーノ・ガルシア監督のコメント
――試合の感想を聞かせてください。前半に3点、後半は無得点。何が起きたとお考えでしょうか?
ブルーノ ごきげんよう。前半、私たちは非常に良い形で3点を取りました。非常に良い試合運びが出来ましたし、後半も試合をコントロールする必要がありました。そしてプレッシャーが高くなったイラクに私たちも対応しました。さらにイラクは8分、9分という時間にわたってパワープレーをしてきましたが、それに対して私たちの守備はパーフェクトでした。試合のプランは素晴らしかったですし、勝利はすべての選手たちによって得られました。

――今回が9回目の決勝です。これまで決勝戦を戦った経験は、今回の決勝にも生きますか?
ブルーノ もちろん重要な要素だと思います。何人かの選手は2014年にAFCフットサル選手権を優勝しています。2012年を経験している選手がチームにいるかは把握していませんが、2016年のパフォーマンスは良くなく、非常に悔しい思いをしました。それでも私たちは、今回決勝を戦いますし、何人かの選手はこういう試合に対しての経験があります。今日はそれを示せました。良いプレーをしていましたし、良いパーソナリティを見せていました。チームは良いパフォーマンスを見せましたし、決勝の舞台に立つプレッシャー、神経戦になる部分もあるでしょうが、経験というのは決勝で一つのカギになるでしょう。

――決勝進出はおめでとうございます。この部屋にイランのメディアはいません。イランに勝つ秘策を教えてください。
ブルーノ まだイランの準決勝は終わっていませんよね(笑)? 私は両チームをリスペクトしますから、イランとウズベキスタンの試合があるので、両チームをリスペクトしているため、それはコメントしづらいです。

――イラクとウズベキスタン、それぞれについてどんな印象を持っていますか?
ブルーノ イランは個々の能力が非常に高いチームです。2016年のW杯でブロンズメダルを取っているチームです。非常に自信を持っていて、スキルもあります。ピヴォ、アラ、フィクソと、それぞれに能力が高いタレントをそろえているチームです。そのタレントを武器に3-1システム、ピヴォを使った垂直性を志向する戦い方、4-0の4人が連動しながら相手の守備を周りから崩していくパターンなど、いろいろなことが個に頼りながらできています。そういうスタイルだと思っています。

その一方でウズベキスタンは、個の能力に頼るよりも、チームとして組織力、システムを連動させて戦ってくるタイプだと思う。個の力ではイランほどではないかもしれませんが、組織的にはまとまっていて、オーガナイズされている。そんな特徴があるのではないでしょうか。

――昨日の試合は渡邉知晃選手、今日は仁部屋和弘選手が出ていません。1分も出ないことには、何か特別な考え方があるのでしょうか?
ブルーノ 何もコメントすることは、ありません。状況に応じて、相手との組み手を考えての組手であり、厳密な法則があるわけではありません。今日は仁部屋がプレーしない、昨日は渡邉がプレーしないということを決断しただけです。それは私の決断であり、特にコメントすることも、理由もありません。間違ってほしくないのは、プレーしていないのは一人だけではなく、(関口)優志と仁部屋が、昨日は優志と渡邉がプレーしませんでした。そこに一つだけ理由があるわけではありません。

——こうしたことを普段からやるのでしょうか?
ブルーノ ときどきやります。ときには12人全員を使って3セットが均等に戦うようにすることもあります。私には、こうしなければいけないというルールはありません。それに従わなければいけないという規則はないのです。大会毎に、完全に違ってくるものです。

――イランと試合をする場合、攻撃的に戦うか、守備的に戦うか。その割合はどれくらいになるでしょうか。
ブルーノ その質問には、(もう一つの準決勝が終わる)21時には答えられますが、今はできません。ただ、あなたは日本代表を追っていることを知っています。私たちには、自分たちのスタイル、アイデンティティを象徴する戦い方が決まっています。対戦する相手によって、その戦い方に微調整を加えて対抗していきます。相手のスカウティングについては、しっかりとやって学んでいますが、そのアイデンティティが全く異なる色になったり、全く違う発想をすることはありません。また、それが日本代表のやり方ではないと思っています。ですから、対戦相手がどこであっても、自分たちが示すフットサルを見せたいと思っています。

――パワープレーの際には、室田祐希選手のように小柄な選手を最後尾に置いています。
ブルーノ システムというのは、誰がどこに配置されるかで、システムを機能させるために、どういうプロファイルを持った選手が入っていくかが必要な構造になっています。私たちのシステムでは、ゴール前の底辺のところで両サイドに素早くスピードを使ってケアができるものを要求しているシステムです。逆に頂点のディフェンスでは、それなりの役割と特性を持った選手を置き、その頂点の選手の動き方、切り方をサインにみんなが動いています。その初動のサインを出せるインテリジェンスの感覚を持つ選手、得意な選手を前に置いています。その守備のシステムの機能のさせた方について「戦術的ガイドライン」という言葉を使っていますが、そのガイドラインをきっちり頭に入れて動けていることが、今日も、これまでも、守備の成功になっているのかなと思っています。

――2試合で守備が無失点というのは、大きな自信にもつながるのでは?
ブルーノ こうした準々決勝、準決勝でゼロというのは、本当に難しいことです。これは選手たちのメリットです。非常に大きな仕事をしています。ゲームプランで、「相手にこうやって対抗するんだよ」ということを意識、理解しながら示せているのは、本当にすごいことだと思っています。こういうゲームですから、相手もシュートチャンス、ゴールチャンスをつくっていましたが、逆に日本にも点差を広げるチャンスがまだまだありました。結果としてそれで無失点で勝てたことは、こういう大会で非常に貴重であり、大きなことだと思っています。

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