フットサル日本代表

【親善試合】ブルーノ・ガルシア監督が感じたアルゼンチンとの距離感 「率直にそんなに遠くないのではないか」

[1.25 国際親善試合 日本 2-4 アルゼンチン 大田区総合]

フットサル日本代表は25日に行われた国際親善試合で、アルゼンチン代表に2-4で敗れた。開始7秒で失点を喫した日本は、前半で3失点を喫した。後半に2点を取り返したものの2-4で敗戦。国内での最初の試合となったブルーノ・ガルシア監督は、「多くの局面で私たちが支配したゲーム」と試合を振り返った。2月1日に開幕するAFCフットサル選手権での日本代表は28日に富山で再びアルゼンチンと対戦する。

以下、試合後のブルーノ・ガルシア監督のコメント

ブルーノ コンバンワ。まず今日の試合に来ていただき、本当にありがとうございます。いろいろな多くの局面で私たちが支配したゲームだったと思っています。しかし、このゲームを決める2つのフットサルの重要なポイントがありました。ひとつは、得点機をしっかり決めること。そして、そういう得点機を自陣のゴール近くでつくらせないことです。そのことが集約された今日のゲームでした。向こうは非常に効率性、確実性で、自分たちに必要なチャンスをものにして勝利を持っていきました。私たちにとって、この試合はAFCにとっての準備ですが、その意味で非常に有効なゲームでしたし、彼らに感謝したいと思います。

これからやることは、今日のゲームを振り返り、ディテールを改善修正するために分析して、次の試合をさらに良いものにして、勝ちに行きます。そして次のAFCに向かう準備にしたいと思います。

今日のゲームで見ていただいた通り、彼らはああいうメリットを持っています。非常に競争力のあるチームで、確率性、効率性の高いゲームがいつもできます。だから世界チャンピオンになったのです。ただ、ゲームの内容については、みなさんに見ていただいて、楽しんでいただけたのではないかなと感じています。アリガトウゴザイマス。

――世界における日本の立ち位置を知るべき試合とおっしゃっていましたが、日本はどの程度の実力にあるか、つかめたでしょうか。
ブルーノ 率直にそんなに遠くないのではないかなと、感じています。ただ、自分たちがそこの距離を詰めていくために必要なものは、ゲームの展開の中で起きた、ゲームを決定づけるもの。自分たちの価値を高めるためには、そこが成長すること、改善が必要だと発見しました。これを反省して、次の試合、あるいはどこかのタイミングの試合でそういうものを発揮することで、距離を縮めていけるものではないかと確信している。アルゼンチン代表は、少ないチャンスでも確実にモノにして効率よく戦い、さらに強度の高いゲームをして、それを続けることができたことで、世界チャンピオンになったチームです。

それでも日本が、この試合を迎える前に3日間の練習で、こういうゲームをしたことを考えると、このようなゲームを常に続けていきながら、なおかつ今の話に出た決定機、確率、効率を高められれば、確実に相手との差をグッと縮められると思います。

――アルゼンチンとの差を述べられましたが、日本が追いつくためには時間をかけずに詰めやすいところ、逆に詰めるのが難しいところを教えてください。
ブルーノ たくさんの要因があると思います。これは一つの考え方ですが、12人いるアルゼンチンの選手は、11人がスペインとイタリアという本当にトップレベルのリーグでプレーしている選手です。つまり世界最高峰のリーグでプレーをして、日常を過ごしている選手たちが集まっているチームです。そういうものを考えると、私たちは1年間の活動が、もっともっとボリュームを持った活動をしていく必要があったと思います。こういうアイデンティティを示す、トップレベルの国際大会、ゲームをたくさんしていくことが必要だと思います。そういうベースの強化の方針が軸にあり、そこから具体的なエレメントを洗い出して、成長していくことが必要だし、できると思います。そのような道をアルゼンチンもたどっていったのではないかと思います。

――タイトルが懸かっていない大会で、格上が相手だといろいろなことをテストする良い機会だと思います。アルゼンチンを相手にどういうものを試そうとしているのでしょうか。
ブルーノ 今やっていることは、AFCフットサル選手権への準備です。そういう意味では今日のゲームも、日曜日のゲームも、自分たちのレベルがどれくらいにあるかを全体的にテストできる、それ自体が良いテストだと考えています。タイのバンコクで昨年、予選を戦いましたが、そこで戦った相手3チームのスタイルは、非常に堅く守備をして、そこからカウンターを狙ってくる相手でした。今回、そうではないスタイルを持った相手と対戦したとき、どれくらい私たちのやり方が通用するのか。どういうことを修正する必要があるかをはかるために、試合を経験する必要があります。だからこそアルゼンチンを対戦相手に指名しました。ですから、ただの練習試合という捉え方はまったくしていません。目的は、あと1週間で始まるAFCへの強化の一環であり、そのための全体的なテストです。

――高い位置でボールを奪ったときはチャンスになっていたが、アルゼンチンがハーフまで引いたときはマッチアップで負けてチャンスをつくれず、逆にカウンターを受けていました。このあたりは攻撃のパターンを熟成する必要性を感じていますか?
ブルーノ そういう傾向は明らかで、その背景にはまだ3日間しか、協調性、親和を高める時間がありませんでした。なおかつ、その3日間も、長いハードなリーグを終えて、そのまま迎えた3日間です。ですから、まだまだ広い意味で改善の余地があるのは明らかです。言われたとおり、相手が引いたところ、あるいはビルドアップのところでは、私たちが試合を支配的に進めることができましたが、ここから良くしないといけないのは、本当の意味でのゴールチャンス、シュートチャンスにどうやって持っていくか。そこの回数、精度を高めていくことだと思います。そのへんのアジャストをするために、引き続き、取り組んでいこうと思います。

――今日の試合は3つのセットを均等に回していました。試合前のプランを変えずにやったのでしょうか。また、加藤未渚実選手を起用しなかったことについても教えてもらえますか。
ブルーノ ゲームプランは、おっしゃったようにもともと想定した通りでした。12人の選手をフルで使って、素早く交代しながら強度を落とさないというやり方。それはAFCの本戦を目した回し方だと考えたからです。AFCに臨むにあたって、私たちの代表チームは、準備時間がふんだんにあるタイプの国ではないと認識しています。この短い時間でも、シナジーを最高レベルに高めるためには、このやり方がいいかなと思ってとっています。そういうことでは、今日は加藤未渚実だけでなく、矢澤大夢も出場していません。これも本戦を目して、14人のベンチメンバーを活用するというイメージでやりました。

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