フットサル日本代表

【親善試合】世界王者に連敗も… ブルーノ・ガルシア監督「AFCに向けて、非常に大きなブラッシュアップができた」

[1.28 親善試合 日本 1-4 アルゼンチン 富山市総合]
フットサル日本代表は28日、アルゼンチン代表と親善試合を行い、1-4で敗れた。2016年W杯で世界王者に輝いた相手を招いての2連戦では、攻守ともに日本とアルゼンチンとの間にある差が明確に示された。それでもブルーノ・ガルシア監督は、「AFCに向けて、非常に大きなブラッシュアップができた」と成果を強調した。

以下、試合後のブルーノ・ガルシア監督のコメント
――試合の感想を聞かせてください。
ブルーノ こんにちは。本日も記者会見に来ていただきありがとうございます。ゲームの流れは1試合に非常に似ていると思います。良くなっていた部分は、前半の特に立ち上がりで、先制点を取ったことを含めて私たちが主導権を取った部分が多かったことです。ただし、後半に入ってからの立ち上がり2分半で連続して失点を喫しました。そのあと、必死に追い上げるべく集中を取り戻して展開していったのですが、ボールを奪えなかった。決定的な2本の第2PKのチャンスも生かせませんでした。そういう状況ですと、世界チャンピオンになるチームに追いつき、追い越すことは叶いません。大きな学びを得た後半だったと思います。

ただ非常に良かった点としては、2試合をやって何ができるか、改善しなければいけないところの改善がはかれた手ごたえがあったこと。そして、まだまだ改善を図っていかないといけないものの輪郭がくっきりしました。AFCに向けて、非常に大きなブラッシュアップができたと思います。

――富山で試合をした印象を聞かせてください。
ブルーノ ここに来て非常に大きな大会に向けての準備を、あまり長い時間ではないとはいえ、時間を過ごさせていただきました。特に今日のゲームをはじめ、人々の熱気に触れることができたのは、非常に大きな印象として残っています。

――セットを崩したりして点を取りに行ったと思いますが、得点を取るためにどう改善していこうと思っていますか?
ブルーノ 今日の試合は矢澤選手以外の全員が出ましたが、この2試合で意図していたのは、目指している大会の状況、日程、試合数を考えると、全員に私たちが取り組むゲームのスタイル、戦術的経験を一緒にやっていく、全員がそれをわかっている状況で、全員で戦っていくことが必要でした。その部分の考え方のベースにあるのは、ゲームの進行に応じて、状況に応じて、どういう選手がゲームを引っ張っていく必要があるかに合わせて、起用していきます。たとえば今日であればビハインドの状況から、得点を奪いたい。最後の1対1からピヴォにボールを当ててからのシュート。そういうフィニッシュが強く打てる選手への要求が出てきていました。これが違うゲーム展開になっていれば、また別のキャラクターの選手が長かったり、あるいはもっと均等に選手たちが出場したりする選手起用になるでしょう。その流れに応じて組み合わせを決めていくことになると思います。

――今攻撃の話がありましたが、2試合で8失点を喫した守備の課題はどこにあると考えていますか?
ブルーノ 8点も取られるということは、ディフェンスの何かが機能していないということになります。それでも守備の連携、戦術的理解、どういう守り方をしたいかに対する理解に対しての不満や不足は感じていません。実際に起こっていることは、ちょっとしたディテール、微妙なところ。ほんのわずかに光が漏れるような状況に対して、こじ開けてくるのが世界チャンピオンのアルゼンチンの力だと思っています。それをフィルターとして受けることが、自分たちの強化に大きく役立つと感じています。自分たちと同等、あるいはそういうミスにつけ入ることができない相手からは、そういうものは表れてこないのですが、だからこそ、この2試合は貴重だったと思います。

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――アジア選手権では、日本を倒しに来る相手との試合になりますが?
ブルーノ いま、おっしゃられたようなプロファイルのチームは、去年の東アジア予選3試合で味わっています。私たちに主導権をあえて握らせた状態から、サプライズを起こして、足元をすくおうとするスタイルのチームです。そういう対戦相手に対しての組み方は、この3試合をやって十分にできるようになったと感じています。こういうやり方をすれば大丈夫なんだと確認できたと思っていました。だからこそ、壮行試合の2試合では、逆に向こうがイニシアチブをとって戦ってくるスタンスのチームに、対抗する準備が必要だということから、選んだ相手でした。これで両方のタイプのチームのプロファイルを、対戦相手として組んだシミュレーションはできました。アジア選手権では、アジア予選でのやり方をまた思い出して、戦っていければと思います。

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