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【Fリーグ】選手の放出も前向きに捉える府中の谷本監督「常に今チームにいるメンバーが最高」

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[10.14 Fリーグ第14節 府中 3-2 湘南 府中総合]

14日に行われたFリーグ第14節の府中アスレティックFC対湘南ベルマーレの一戦は、3-2で府中が勝利した。中断期間にはFP三井健が浜松へ期限付き移籍、さらにFP山田ラファエル・ユウゴが中国のクラブへ移籍した。特に山田のエリア外からのシュートは、これまでの府中の強みの一つだったが、谷本俊介監督は現在いるメンバーでベストな戦い方を模索していくと、前向きに話した。

 

以下、試合後の記者会見での谷本俊介監督コメント

――試合の総括をお願いします。
谷本 長いリーグ戦の中断期間を経て、待ち遠しかった公式戦、プラスホームゲームでの試合というところで、まず試合を楽しみたいという思いで選手とともに戦いました。しかし、楽しめるほど余裕のない、手に汗を握る展開のゲームでした。そうなった要因は、お互いの良さが出た結果、こうした僅差になったと思います。第3者的な目線で言えば、こういった試合を続けて行くことでリーグが盛り上がると思いますし、レベルもアップしていくと思います。その中で、自分たちが常に試合で勝ち続けられる。また優位に試合を進めて、余裕を持って勝てるチームにしていかなければ、この先、まだまだ苦しい展開が続いて行くのかなと思うので、これを良い再スタートとして、残りの19試合を一戦一戦、大事に戦っていきたいなと思います。

 

――終盤にパワープレーに入る前に、小山選手、完山選手、永島選手、宮田選手で点を取りに行っているように見えましたが?
谷本 前半から1試合をとおして試合前に決めていたシナリオを進めて行きました。勝負をかけたというよりも、むしろ僕はどのセットも良いと思っているので、どの選手を送り込んでも点は取れると思っていたので。ただ、あの時間帯は向こうもパワーをかけていて押し込まれていたので、そういう意味で凌ぎ切れる宮田、完山がそこにいたことに大きな意味があったのではないかと思います。パワープレーに関してはホームゲームですし、最後まで勝ちに行く姿勢を最後まで見せるという意味で仕掛けました。別に今日だからではなく、いつもホームゲームでは仕掛けようという思いです。入ったことに関しては采配が当たったというのではなく、プラン通りに選手たちが実行して、良いプレーをしてくれたおかげです。逆に返されていれば、負けていた試合かもしれません。それは結果論なので何とも言い難いですが、そのパワープレーで用意していた形をしっかりやってくれたことが、良かったと思います。

 

――パワープレーで左利きの完山選手を左に置いていた理由は?
谷本 相手がボックスで守ってくるであろうと想定できたので、基本的にはアウトサイドからシュートを打たせる。ボックスで守っているので、サイドの選手に対して積極的に仕掛ければ、縦にスペースがあるので、そこからシュートを打てる。ダイヤだと角度が狭くてできないので、オープンなところでうちやすいように、右利きを右に、左利きを左サイドにという形です。あとはボックスなので、真ん中がぽっかり空くので、そこに小山を入れて、中を絞れば外が空くし、外をケアすれば中が空く。中に一度、相手を食いつかせて、相手がぎゅっと絞ったら外に落として、それを柴田がアウトサイドから打つ。あとはゴール前に一人置くというので、永島がGKの前に詰めるという形でした。

 

――勝ち越したのも練習通りだったわけですね。
谷本 そうです。ちゃんとシュートが枠に行ってくれてよかったです。

 

――こう着した状態で、バカスカとシュートを打って局面を打開していた山田ラファエル・ユウゴ選手がいなくなりました。全体的にシュートの本数も減ったかなと感じたのですが、彼が抜けたことで監督は、より前に人数をかける攻撃を組み立て直すチャンスと受け止めているのか、どのように受け止めているでしょうか。
谷本 僕の考えとしては、来る者は拒まず、去る者は追わずっていう形で、常に今チームにいるメンバーが最高だと思っています。もちろん、ラファがチームにいるときは、そのメンバーが最高だと思ってやっていました。バカスカ打っていたことが別に悪いわけではなくて、それを生かす戦術的な浸透度が足りなかったのは、僕の指導の甘さが出たのだと思います。当然、そうやってアウトサイドから打つ選手っていうのがいなくなったので、他のやり方を模索しなければいけません。そこに今回入ったのが関直人。この2年、3年、我慢しながら努力し続けた選手が、決して悪いプレーをしていたわけではなく、むしろチャンスを1回、2回とつくっていたと思うので、そういう選手が違う良さを出してくれています。いるメンバーで理想的なフットサルをやれればと思います。前の方が好きとか、今の方が好きとかは特になく、いるメンバーで、良いと思えるフットサルをすることが大事かなと。特に今の環境だと、自分の好きな選手を取って替えて、取って替えてとできる経済力があるわけではありません。いるメンバーで何とかやる多様性を持つことが、指導者には大事になってくるのではないかと思っているので、固定観念を持ったり、執着をしないようにしています。

 

――GKの登録が一人でしたが、その理由は?
谷本 あまりGKがケガをしていなくなることがないので、1人でいいのかなと。むしろこういうホームゲームだからいろいろな若い選手を試したいというのもありました。それでフィールドプレーヤーを多くした感じです。

 

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――次の町田戦に向けては?
谷本 東京ダービーということで、選手も、ファンもサポーターも、特別な思いを持つ大事な一戦だと思います。相手も前回の対戦で負けているので、相手のホームですし、死に物狂いでくると思うので、自分たちの戦う気持ちを前面に出して、そのうえで最後は粘り勝つようなゲームができればいいかなと思います。

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