フットサル日本代表

【日本代表】終始試合を攻勢に進めるもフランスの術中にハマった日本(10枚)

(文・写真=座間健司)

[4.3 国際親善試合 フランス 4-1 日本 アレナ・ジュペイジ・エクス]

フランス戦は半年前に封を切ったばかりという新しい会場で行われた。フットサルを見慣れてはいないのだろう。スタンドは母国を応援する人で埋まっているが、どこか冷静だ。そんな雰囲気の中だったが、日本は開始早々に失点する。カウンターから得点を奪われた。出鼻をくじかれた日本だが、失点後はすぐにボールを保持し、ゲームの主導権を握っていた。とはいえ、フランスはそれでよかった。2月に行われた欧州選手権での効果的なプレーを実行していた。自陣に退き、後方のスペースを消し、ボールを奪えば、人数と手間をかけずにシンプルな攻撃で得点を狙う。先制点を奪ったホームチームには理想的な展開で、日本にしてみれば、嫌な流れだった。日本はフランスがボールを持てば、プレスを仕掛けるが、遠征の疲労だろうか、身体が重い。足が前に出ない。ゆえにプレスをかいくぐられ、ドリブル突破を許し、何度か冷や汗をかいた。フランスの術中だった。

いくら退いていても、40分守りきれるチームは世界にわずかしかない。欧州選手権で大国スペインと引き分けたとはいえ、フランスは依然として新興国だ。強豪国の入り口に立つ日本も世界のどことやっても相手に完封されてしまうチームではない。後半も退いたフランスに日本がボールを持つという展開は変わらなかったが、スコアボードは前半に比べるとよく動いた。日本はキックインから斎藤功一がシュートを決め、同点にするが、その後が続かず。終始攻勢に進めていたが、勝ち越し点を奪えなかった。そんなゲームで覇権を取り戻したのが、フランスだった。疲労の色が濃い日本は、単純なミスを何度も繰り返し、フランス人はその好機を確実にスコアボードに反映させた。そしてブザービートで4点目となる駄目を押し、ホームチームが勝利した。

[得点経過]
1-0 モハメド・アブディサマ(2分)
1-1 斎藤功一(32分)
2-1 スゥエル・ムディナ(35分)
3-1 シドゥ・ベラジ(37分)
4-1 スゥエル・ムディナ(40分)

6カ月前にオープンした会場で行われたフランスとの1戦目、1,100人の観衆が詰めかけたアウェーゲームで日本は1-4で敗れた。

日本のキャプテン、吉川智貴がサイドを突破する。前線からの強度の高いプレスでボールを奪うなど“らしさ”を示したが、それ以上に疲労が目立った。

安藤良平がプレスを仕掛け、ボールを奪いに行く。退いてショートカウンターを狙うフランスに日本は苦労した。

ミドルシュートを打つ機会が多かったレフティーの斎藤功一だが、この日唯一の日本の得点もその左足から生まれた。

清水和也がフランスのゲームをコントロールするフィクソ、ラミレスにボールを奪いに行く。この日、清水に得点はなかった。

フランスから日本代表に合流した逸見勝利がヒールキックでパスを狙う。決定機をつくれず、精彩を欠いた。

室田祐希がサイドの突破からシュートを狙う。思うようなドリブル突破からチャンスを創り出せなかった。

欧州選手権で示したようにフランスの後方にスペースはない。日本は退いた相手を崩すことに苦心していた。

日本代表を率いるブルーノ・ガルシア監督。今回の欧州遠征では、多くの若い選手を招集した。

フランスとの親善試合に挑んだ日本代表。

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