フットサル女子日本代表

【AFC女子選手権】FP竹村純子がゴールを決めた直後に涙を見せた理由 「『もう明日はないな』って思いながらやっていました」

[5.9 AFCフットサル女子選手権 日本女子 5-1 ウズベキスタン女子 フアマーク]
『みんなうまいし、自分なんて代表にいなくてもいいんじゃないか』。人知れず、そう思うところまで自分を追いつめていたという。AFC女子フットサル選手権で、2大会連続の4強進出を決めた女子フットサル日本代表のFP竹村純子は、グループステージでは足の負傷を抱えており、出場時間に制限がかかっていたという。だが、準々決勝のウズベキスタン戦では先発出場。チームがチャンスをつくる中で、ミスからピンチを招くなど、立ち上がりは精彩を欠いた。

自身の状態を「パニックになっていた」と振り返ったが、それでも出場機会をもらう中で「もう明日はないかもしれない」と思いつつ、なんとか結果を出そうともがいた。そんな中、2点リードで迎えた後半7分、カウンターからゴールを決める。駆け寄ってくるチームメイトの腕の中で涙をこらえきれなくなったという竹村は、ミックスゾーンでの取材でも涙を浮かべながら、それでも最後には「明日の自分に期待です」と言えるまで、この1試合で自分を取り戻した。
以下、ウズベキスタン戦後の竹村純子選手のコメント
――今日はゴールを奪っての勝利おめでとうございます。調子が良さそうだと思うのですが。
竹村 いいえ、全然です。ケガがあって、あまりグループステージは出られませんでした。決勝トーナメントに合わせて出ることになって、久しぶりに出たのですが、最初は大パニックでした。試合勘になれるのが……前半はやばかったんですけど。

――そうだったんですか?
竹村 やばかったんです。めっちゃ怒られました。自分でもちょっとパニックになってしまいました。でも、点を取ってようやく落ち着きました。

――ゴールを決めたあとに、涙が見られましたが?
竹村 泣きました、めっちゃ。みんなの腕の中で泣きました。安心した感じの涙です。

――どこでそんなに追いつめられていたのですか? 負傷でチームに貢献できていなかったこと?
竹村 うん。そうですね。泣いちゃうからやめてください(笑)。

――イメージ的にはいつもひょうひょうとしていて、喜ぶことはあっても、泣くことはないですよね。
竹村 泣いたことないですよ。

――めっちゃ泣いてますけど。
竹村 泣かせるから! ケガをしちゃって…。最初の合宿では、モチベーションを保ってやっていたのですが、だんだん余裕がなくなりました。代表のプレッシャーですね。みんなうまいし。

――今までは普通に試合に出ていたから、そこまでならなかった。
竹村 はい。普通にやれていたので。でも、ケガして出なくなって、うちいなくてもみんなうまいからって思っていました。そう思っていたのですが、今日いきなり出て…。

――先発でしたね。
竹村 はい。相手も速いし、強いし、圧倒されちゃいました。前半は。後半は慣れていました。

――でも、立ち上がりは押し込んでましたよね。
竹村 押し込みましたが、結構、うちのところで危なかったです。怒られました。すごい怒られました。

――それはどういうメンタルのサイクルになるんですか? 自分でもやばいと思っている。怒られる。でも、もう一度出ろと言われる。
竹村 『もう明日はないな』って思いながらやっていました。でも、出るからには……。9番が速かったから、とりあえず間合いだけ気にしてやっていましたが、それでも速かったから。めっちゃ速くなかったですか? 初速が。

――速かったですね。足長いですしね。あまり日本にいませんよね。
竹村 いないですね。サッカーっぽいというか。

――木暮監督の戦術はどうですか?
竹村 面白いです。フウガでも取り入れています。ただ、今日はやりたいことはみんなあまりできていなくて、自由に行け行けでした。監督の指示では旋回して、バランスをとってグルグル回して、相手の間を使ったりしようと言っていたのですが、結果的に『行け!行け!』になってしまいました。やりたいことはできませんでしたが、勝てたので良かったかなと思います。結果オーライかなと思いますが、内容はあんまりです。

――この後、おそらくタイ、決勝に行けばイランになると思います。
竹村 はい。まずは明日の自分に期待です。アウェーの雰囲気もあって、楽しそうです。試合を少し見ましたが、タイはうまかったです。

――監督が信頼したうえで起用してくれるので、モチベーションを上げてくれているのでは?
竹村 代表チームの雰囲気がすごく変わりました。グレさん本人が、すごい経験をしていますからね。選手の見る目が変わるというか、一体感みたいな。すごくやることも明確です。

――中国戦は相手もフットサルをやっていて、試合としてもすごく面白いゲームになりました。
竹村 国内でやったときは、全然強くなかったですけどね。明日のタイ戦ですね。タイに対しての対策を……。

――フウガの選手は、ちょくちょく挟みますね。目を潤ませながら「タイに対しての対策…」と。
竹村 全然気づかなかった(笑)。明日やりたいことをみんなができるか。結構、みんなドリブルが好きな人が多いから。本当はクアトロみたいにして旋回したいのですが、それがあまり出てきません。中国戦はできていたのですが、今日はできませんでした。相手の守り方が特殊過ぎたので、やる必要がなかったからやりませんでした。

――今後対戦するだろうタイとイランはゾーンディフェンスできそうです。ボランチとかが効いてくるのではないかなと。
竹村 そうですね。明日です。負けたら決勝に行けなくなっちゃうので。

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――足はもう大丈夫ですか?
竹村 いきなり良くなったんです。毎日、ケア部屋の住人になっていて、寝る以外はずっとケアしています。トレーナーにケアしてもらうのもそうですし、自分でも。それが功を奏して、いきなり良くなったので、もうここからは出られるだけ出ます。シュートも打てますし。明日の自分に期待です。期待して下さい!

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