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【Fリーグ】ハットトリックでダービーの勝利をもたらした町田FP森岡「やっとスタートラインに立てた」

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[10.22 Fリーグ第15節 町田 4-3 府中 町田]

ペスカドーラ町田は22日に行われたFリーグ第15節の府中アスレティックFC戦に、4-3で勝利した。負傷で欠場が続いていてFP森岡薫は、この試合から復帰。いきなり3ゴールを挙げる大活躍で、チームに勝利をもたらした。GKイゴールが負傷によって、長期離脱を強いられている中で、森岡にはより多くの得点を挙げることが求められる。その重責を認識しながらも、森岡は失点を減らすためにも、FPがレベルアップする必要があると話した。

 

以下、試合後の森岡薫選手のコメント

――ホーム初ゴールの感想は?
森岡 ここまでケガに悩まされて、本調子じゃない時期が続いて、なかなかホームで本来の姿を見せることができなかったのが、ずっと心残りでした。早く調子を上げて、普段の自分のプレーができるように、いろいろ迷走していましたが、なんとかこういった試合ができたのは良かったと思います。やっとリーグのスタートラインに立てたというか、やっと自分が本来のプレーができると、少しは前向きになれるかなと思いました。完全にこれで100%と思いたくないですが、こういう結果はプラスのことなので。

 

――町田加入後の初ゴールを浜松戦で決めましたが、そのときとはまた別の感情でしたか?
森岡 まぁ、僕は町田にずっと言っていたわけではわかりませんが、みなさんがすごく「因縁の対決」と盛り上げてくれた試合の勝利に貢献できたことは、素直にうれしいです。

 

――中断期間で再び負傷し、オールスターにも出場できませんでした。焦り、悔しさ、いろいろなものが溜まっていたのではありませんか?
森岡 もう溜まりすぎていて、勝ち越しの3点目を決めたあとも、また泣いてしまいそうでしたね。まだ試合が終わっていませんでしたが、このまま試合が終わってくれと思っていました。今シーズン、ここまでの道のりっていうのは、自分の中で味わったことのない世界でしたからね。ケガが治ったと思ったら、またケガをしてしまったり…。中途半端に治して、どこかに響いたというわけではなく、しっかり治してプレーしているときに再び事故が起きていたので、つらかったですね。

 

――どんなケガをしていたんですか?
森岡 最初は名古屋戦で残り足がマティアス(前純内マティアス・エルナン)に当たって、足首の打撲を引きずっていました。それでもプレーはできていたのですが、オールスターに出発する前日の練習で左ヒザに乗っかられる形になってしまって、内側靭帯が伸びてしまいました。それでオールスターには出られなくなって、悔しかったですね。

 

――今季の序盤の復帰戦では、右足を振り切ってシュートを打てていませんでした。
森岡 そうそうそう。

 

――シュートを打つのにドクターストップがかかっていたのですか?
森岡 修さん(甲斐修侍)から、ずっとシュート禁止令が出ていて、「おまえは、左足でしか打っちゃダメ」って言われていました。でも、本能的なものじゃないですか? 何とか抑えようとはしていたのですが、そうすると本来のプレーを忘れてしまう。体で覚えているものなので、いろいろ悩みながらでしたね。

 

――今日の2点目、3点目は振り抜いてのシュートでした。
森岡 もう今日に関しては不安なく、思い切り蹴ることができました。今回ケガしていた左もね。3点目を決めた場面は面白いことに、反転した瞬間「左足じゃん」と思ったんです。オールスター前に左ヒザを負傷して、そこから左足で打っていなかったので。しかも足首とヒザの両方を負傷していたので、『うわー』と思ったのですが、それどころじゃないですからね。決めないとダメなシーンなので。決まったあとも痛みがなかったので、良かったですね。決まったから、痛みがなかったのかもしれませんけどね(笑)。でも、やっとスタートラインに立てた感じかな。

 

――今のコンディションはどれくらいですか?
森岡 オレの? 99.9%(笑)。あとの1%は試合慣れだよね。今日、3点決めたからといって、次の試合も3点決められるかといえば、そうではない。今日なかった状況が、次の試合にも出てくると思うから、それに慣れて行き、本来のやるべきことをやらないといけない。

 

――後半だけで7本のシュートを打ちました。途中から出て来たGKは、U-19日本代表候補の選手だったのですが、これまで出場機会がありませんでした。その辺も意識しましたか?
森岡 うまいGKでも試合の途中から入ると、なかなか難しいのです。あのGKが若手だったことは知らなかったんですけど、ボール投げるときも緊張していたというか、あまりプレーに入れていなさそうだったから、みんなに「シュートをいっぱい打っていこう」と伝えていました。ただ、それがあまり枠にはいきませんでしたね。あとは彼のプレーも良かったですよね。滝田からのボールをボレーした場面なんかは、正直、自分で『これは入った』という感触があったのですが、止められたので、『おお、やるなぁ』と思いました。

 

――そうなんですね。ただ、シュートは打とうというのはあったんですね。
森岡 そうそう。それはGKがうまい、へたではなく、状況的にGKも、味方のGKが退場するとも思っていなかっただろうし、途中からだと難しい。アップする時間もなかっただろうからね。

 

――同点に追いつかれるきっかけになったのが、GK小野寺選手のミスでした。
森岡 うん。あそこから一気に向こうも来たよね。だから、ちょっといやだなというのはありました。でも、悪い時間になったときにベテランが、ある程度ボールを回したり、落ち着かせることをしないと。若い選手も勢いがあっていいんだろうけど、そういう状況ではベテランの選手がしっかりとやらないといけない。監督もそれを考えて、僕とジャッピーニャ(本田真琉虎洲)と(金山)友紀と滝田(学)を入れたと思う。勢いだけを考えれば、府中の方が良かったと思うけど、そこで経験が生きたと思います。

 

――イゴールが負傷している中で、森岡選手にもっともっとゴールが求められていくと思いますが?
森岡 そうだね。イゴールがいないのは、本当に大きいことです。ただ、僕は今までGKに頼ってプレーしたことがありません。GKはもちろん大事だけど、それがすべてではない。FPがちゃんとしたプレーをすれば、GKがコンボイ(小野寺)であっても、イゴールであっても、勝たなければいけないのがチームだから。正直、GKがイゴールではないのは、誰が見ても痛いことだけれど、それで順位が落ちるのは、GKのせいではなくし、FPの責任だと思っている。

 

――ここからシーズンが始まったという感じですね。
森岡 そうだね。負けられない試合が続くと思うから。どんな相手でも負けたらいけないし、いま自分が話している目標は、優勝はもちろんだけど、今まで負けた相手にリベンジを果たすこと。前節の神戸戦に、オレは行けなかったけど、しっかりリベンジを果たしたし、今日も府中にリベンジできました。次の相手にもしっかり勝たないといけません。

 

――イゴールが不在の間に順位が上がれば、チームにとっても自信になります。
森岡 そうそう。さっきも言ったけど、イゴールのようなGKがいるのは本当に重要だけれど、イゴールが入れられているシーンは、事故が多い。打たせてしまっている自分たちが悪い。FPがレベルを上げないと、GK任せではダメだからね。イゴールが止めてくれるから、『打たせよう』ではダメ。打ったときに、誰かに当たってしまえば、どんなに良いGKでも反応できないからね。

 

――今日の試合に、日本代表のブルーノ・ガルシア監督が来ていたことは意識しましたか?
森岡 それは、試合前に言われたのでわかっていました。でも、言わないでほしかったんですよね。できるだけ、変な意識を持たずにいつものプレーをしようと思っていました。

 

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――ブルーノ監督は『常に森岡のことは、頭にある』と話していました。
森岡 そこは、あまりコメントしたくないですね。今回、滝田も落ちましたが、チームで結果を出せば、自ずと呼ばれるだろうと思っています。ちゃんと見て判断してくれる監督なら、そうなるでしょうし。オレは今、37歳だけど、衰えたと思っていないし、また戻せばいいと思っているので。全然、大丈夫です。

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