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【Fリーグ】エルポソ移籍の日本代表FP清水和也が移籍会見 「自分の可能性を信じてやっていきたい」

Fリーグ選抜との試合後、スペインの名門エルポソ・ムルシアFSへの期限付き移籍が発表された日本代表FP清水和也の移籍会見が、墨田区総合体育館で行われた。これまで多くの日本人選手がスペインに渡ったが、期限付きとはいえ、しっかりとしたオファーを受けて日本人選手が渡西するのは、珍しい。さらにそのクラブがスペインでも有数の超名門、エルポソであることも大きな驚きだ。

会見ではトップチームの監督であり、クラブの代表でもある須賀雄大氏が移籍についての説明を行い、清水和が自身の移籍について語っている。

 ――契約に関する説明を、チームの代表である須賀よりさせていただきたいと思います。
須賀 今日はお集りいただきありがとうございます。すでに発表させていただきましたが、清水和也がスペインのエルポソに挑戦するということで、ご報告の会見を開かせていただきました。彼がフウガに加入するときから、目標は世界で活躍することでした。そういう目標を掲げていた中で、僕自身はその時が来れば自然と道が開けるから、まずは自分のプレーに集中しようということで、Fリーグ、そして日本代表で、成績を着実に残してきた。そして今回、先方から獲得オファーが届いた形になりました。契約に関してはは完全移籍ではなく、フウガに保有権を残した形の移籍になります。基本的にはまずは1年、向こうでしっかりプレーして成績を残せれば、その先も延長していくという契約になっています。僕自身は彼が向こうでできる限り、結果を残してくれることを期待しています。フウガは2028年にアジア制覇という目標を掲げているので、清水が大きくなって、その頃には下部組織の子たちが中心となっている。そんなフウガをお客さんには楽しみにしてほしいなと思っています。以上です。

 ――続きまして、清水和也選手よりコメントをお願いします。
清水和 本日はお集まりいただきありがとうございます。この度、スペインのエルポソ・ムルシアFSに移籍することが決まりました。個人としては、すごくいろいろな葛藤があった中で、須賀さんから前向きな検討をいただき、決断をいたしました。個人的にはエルポソのBチームからのスタートになりますが、フウガに入団した当初、サテライトからトップに上がる際にも目標を掲げ、目的をぶらさずに取り組んできました。その経験からも、自分を信じてやっていけば、自然と上にあがって結果を残せると思っています。自分はまず、最初の1年でしっかりと結果を残してトップに上がって、その先も自分の可能性を信じてやっていきたいなと思っています。

――スペインリーグにはどんな印象を持っていますか?
清水和 スペインリーグは、世界最高峰の選手たちが集まっていて、僕の中では世界一のリーグです。これまでも自分がそこでプレーすることをイメージしながら過ごしてきました。いま、自らの手でそこでプレーできる権利を勝ち取ることができるチャンスが目の前にあることに関して、非常にワクワクしています。実際どうなるかは、わかりません。自分がスペインの地でやっていけるか不安もありますが、そうした不安よりも自分が必ず成し遂げたいという野心のほうが強いので、そこはしっかりとやっていきたいと思います。

――エルポソの印象は?
清水和 トップチームはスペイン代表だったり、ブラジル代表だったりとすごくレベルが高い選手がいる一方で、下部組織から選手を上げるシステムも持っている育成型のチームであることも頭に入っています。その中で自分も向こうの地に行ったら外国人枠に入るので、なかなかシビアな戦いが待っていると思いますが、それを勝ち取った経験であったりは、向こうに行かないとわからないと思うので、すごくワクワクしている段階です。

――期限が決まっているということですが、できるだけ長く欧州でやりたいのですか?
清水和 まず僕の中では1年で上にあがるという目標を掲げています。その先は、いまのところ考えていません。まずしっかりと目の前のことに対してチャレンジすることが、自分にとって一番良い選択だと思っているので。仮に、上にあがったとしても、またさらなる高みを目指す性格だと自分では思っているので、まずは1年やってみないと正直わからない状況です。

――先ほど話していた、さまざまな葛藤というのは具体的になんですか?
清水和 シーズン途中でチームを離れてしまうことに対して、自分の中ですごく葛藤がありました。フウガに入って5年目で、最初は本当に何もできなかった中で、少しずつチームの中心となってやっていく中で、個人としては納得いくプレーが、シーズン当初はできませんでした。このままチームを離れることは、自分にとっても、チームにとってもダメかなという葛藤があったのですが、その中でも須賀さんはすごく前向きに僕の移籍を検討してくれました。そしてチームのみんなにも、しっかりと説明してくれました。個人としては残りの日数、しっかりとフウガに全力を注ぐというふうに気持ちを注ぐことができたので、その葛藤は今はない状態ですが、シーズン当初は少し悩みました。

――日本代表のことを考えると行き来は大変になります。2年後にW杯もありますが、代表活動に関しては?
清水和 個人的には、今年2月のアジア選手権でイランに負けて、外国人の選手と常日頃から切磋琢磨して、自分のレベルを上げたいという思いがありました。アジア選手権が終わってから須賀さんに話したのを覚えているのですが、あまり代表での活動のことは考えていません。個人的には昨シーズン、アジアインドアゲームズ、東アジア予選、アジア選手権と代表で国際試合を経験した中で、少しずつスタイル、監督の求めることを自分の中で理解してきたつもりです。これから先、スペインに行って、代表にかかわれない時期は出てくると思います。それでも年間スケジュールに海外遠征やAマッチが決まっている中で、しっかりとスペインで結果を出せば、自然とそこに選出される思いもあるので、あまり代表のことは気にしていませんでした。

――すみだの選手として出る明日の名古屋との試合については?
清水和 名古屋戦ではハットトリックをしたり、Fリーグで初めて名古屋に勝った試合でも実際に点を取っていますが、なかなか簡単に仕事をさせてくれないチームだと認識しています。本当にアジアでトップレベルのチームとやれることは、すごく自分にとっても大きなものが得られるチャンスだと思っています。ただ、うちのチームの良さも、しっかりと名古屋に対して出していけると思っているので、真っ向勝負をして、なおかつ自分がちゃんと仕事をできればいいなと思っています。まずはチームの勝利のために、自分ができることを100%出していきたいなと思います。

須賀 補足させてください。契約の内容は、トップチームでプレーさせたいということが前提になっています。ただ、そこに対してはハードルもあるので、基本的にはまず1年しっかりやって結果を残してからということになっています。基本的に向こうとしては、長くいてほしいという前提の話です。

――言葉はどれくらいやっていますか?
清水和 ピッチ内のこともそうですが、日常会話もちょいちょいやっていますが、なかなか難しいですね。「Hola!(オラ)」からやっています(笑)。

――1年目の途中でトップに上がる可能性もあるのですか?
須賀 十分あり得るという話をしています。彼の性格的にも結果を出しているなら…という選手なので、そこはこちらの希望として伝えています。僕ももう若い選手だと思っていません。清水の年齢は、活躍して普通の年齢だと思っているので、長い期間を経てではなく、結果を出す段階としてみてほしいという話をしたうえで、そういう可能性も十分あるという話をもらっています。

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