【U-20アジア選手権】1年前の悔し涙を塗り替えるために FP伊藤圭汰「ベトナム戦のプレスを継続できれば…」

屈強なフィジカルを誇る選手が多い、イラク代表を相手に、日本がどれだけプレッシングをかけられるかは、試合の大きなポイントになるはずだ。昨年、開催されたタイランド5sでは、ピヴォの位置に入り、精力的なプレッシングを仕掛けて、相手を苦しめていたのがFP伊藤圭汰だ。約1年前、バンコクアリーナでは全敗、個人としても無得点に終わり、悔し涙を流した8番は、新たに良い思い出で塗り替えるために、明日のイラク戦に挑む。

以下、21日の練習後、伊藤圭汰選手のコメント
――この代表が実質始動した場所であるバンコクアリーナに戻って来ました。
伊藤 そうですね。だいぶ、1年くらい経っていますが、いろいろなことを思い出しましたね。このアリーナに来ると。だいぶ、悔しい思いをした場所なので、今回はそれを変えられるように頑張っていきたいです。
――相手はイラクに決まりました。
伊藤 まだスカウティングの映像を見たわけではないのですが、体格が大きくて、ストライドが長いイメージです。前にやったイランと同じイメージで、今は準備をしています。イランと似た印象なので、足の長さだったり、そういう部分は考えてやらないといけないと思っています。
――そのイラン戦は、かなりプレッシングが効いて、良い戦いをできました。
伊藤 結構、前から行けば、そんなにつなぐ場面であったり、プレス回避の部分は、そんなに上手ではないと思います。
――(笑)。その直後のW杯で3位になったチームなのに、すごいこと言いますね(笑)。
伊藤 ああ、そうでしたね(笑)。でも、前から行ったら、結構、ハマるイメージなんですよ。
――良いイメージがあるんですね。
伊藤 はい。そのイメージをみんなで共有してやっていけたらいいんじゃないかなと思います。ベトナム戦もみんなで良いプレスができたので、継続してできれば。ディフェンスでしっかり優位に立てると思います。
――あの試合でも、前からプレスをかける役をこなしていました。明日もまた前に入るかもしれませんが、そのとき課題となるのはシュートですね。
伊藤 そうですね。今大会、まだゼロゴールなので。
――ポストに当てた数は一番多いのでは?
伊藤 そうかもしれません。ポスト……。バー……。チャンスのところで決められないので、まだまだです。
――それでも、タイランド5sのときは、ほとんど枠に飛ばすシュートもありませんでした。フル代表ではなく、同年代という違いはありますが、同じ国際舞台と考えれば、前進しているのでは?
伊藤 シュートを打てるまではいいんですけど、でも、前に比べると自分の持ち味を出せるようにはなっていると思うので、その中で得点できるように。そうですね、コンビネーションも良くなってきているので、しっかり合わせてやっていけたら、おのずと結果は付いてくると思います。
――疲労についてはどうですか?
伊藤 ないといえばウソになりますが、集中した試合ができているので。疲労よりも、試合のことに頭がいくので、疲労はそんなに感じません。
――明日勝てば、あと2試合できます。
伊藤 勝ちます。日本から来てくれているサポーターもいたり、自分と(中村)充の横断幕もあったりして、本当に恵まれた環境で、タイにも関わらずできています。現地に来てくれているサポーターだけではなく、日本にいる人も応援してくれていると思うので、その人たちのためにも、結果で恩返しできるように、明日は勝ちます。