女子

【トリム杯】兵庫の連覇阻止を狙う木暮賢一郎監督「弱点はよく知っている」

[3.17 トリムカップ準決勝 日本選抜 1-0 大分 ビーコン]
日本選抜は17日に行われた準決勝で大分県選抜と対戦し、1-0で勝利した。

堅守速攻の大分に苦しめられる形になったが、木暮賢一郎監督は、チームのパフォーマンスを評価しつつ、大分の選手たちにも良い印象を持ったことを明かしている。

そして、兵庫県選抜との決勝に向けては、「弱点はよく知っているのでね。良いところも、悪いところも、よくわかっているつもりなので」と言い、兵庫の連覇阻止に闘志を燃やした。

以下、試合後の木暮賢一郎監督のコメント
――スコアは1-0という結構、苦しい試合でした。
木暮 1-0は、イタリアでは「最も美しい試合」と言われていますし、特にスコアには興味がありません。大事なのはスコアよりも、自分たちがやりたいことがどれだけできて、何を学ばないといけないか。そういうプロジェクトを進めているので。成長するには、勝ち負けにこだわることも成長につながります。勝負という側面の成長、内容の成長。それを達成できることが、総合的な成長につながります。勝つためだけにやっているわけでもありませんし、勝ち負けを無視して成長するためにやっているわけでもありません。選手たちにも「準決勝で相手はホームの大分で勢いがある」と、言いましたが、そういう難しいシチュエーションで成果を出せたのは選手たちが頑張ってくれたなと思います。

――使える選手が、どんどん減ってきましたね。
木暮 怪我人が多くて、メグ(門井恵美)、(藤田)美桜、(追野)沙羅、(前田)海羽。4人が負傷しているので、少数精鋭ですが、そうしたことも先ほど言った成長することに必要なものだと思うので、そう捉えてやれるなかでやろうと思います。

――久しぶりにユースオリンピック組とあって、成長を感じるところはありましたか?
木暮 理解力は非常に早くなっているなという印象です。当然、練習でできることと試合でできることは違いますし、試合の中でも緊張感のある時間帯と自分たちに流れがある時間帯では狙いを発揮する回数に変化はあります。そういうものをやろうとするとか、言わなくても自分たちで考えて、求めているアクションを起こせる頻度は増えてきているなと感じています。

――やり方はユースオリンピックと少し変えていますね。
木暮 そうですね。全く同じではありません。ユースオリンピックの選手たちは、これから当然A代表のやり方に慣れないといけません。監督は同じですが、全く同じやり方をしていたわけではないので。

――A代表にシフトさせる内容をやっているんですね。
木暮 そうです。当然、頭の中には前回と今回の内容があると思うのですが、あえてそうした負荷をかけて、ユースと同じやり方にA代表の選手たちを合わせることはしていません。勝つことだけを考えて快適にプレーすることを狙うなら、(江川)涼とかにユースと同じやり方をさせるほうが簡単でしょうが、もうU-18の枠は取れているので、彼女たちがA代表のやり方を理解させるように負荷をかけています。

――大分も若いチームですが、どんな印象でしたか?
木暮 非常に平均年齢がうちが18.6歳で、向こうが19歳でしたが、最年少の選手は向こうにいました。17番の子(吉野遥菜、13歳)は、以前に僕に手紙をくれて、「日本代表に入りたいです。大分でプレーしています」って。埼玉の女子の試合も見に来ていて、そういう子と会えるのも嬉しかったですし、非常にアグレッシブで特にカウンターはスピードがありました。僕たちの出ている意義の一つに相乗効果が必要ですし、自分自身が現場で若い選手、地域の選手を目の前で見られるのは大切なこと。非常に嬉しい発見でしたし、試合としては苦しい時間帯もありましたが、嬉しい苦しさですよね。日本のフットサル界にとって良いことだと思います。それは大分に限らず、ほかの地域も含めてですね。

――山口とかも良いチームでしたね。
木暮 はい。良いチームであったり、良い選手をみることができたので、非常に有意義だなと感じています。

――さて、決勝の相手は兵庫県選抜です。アルコイリス神戸とSWHレディースの合わさった最強チームであり、ユース五輪の出場権を勝ち取ったフル代表のメンバーも多くいます。
木暮 ひとつのストーリーとしては、自分が監督になって一緒に仕事をした選手が6名います。AFC女子フットサル選手権の結果が、ユースの子たちにチャンスを与えてくれたグループのなかにいます。こちらにも負傷をしていませんが、藤田、江川、勝俣といったユース五輪の出場権を獲得した選手もいますし、ストーリーとしては非常にきれいですし、日本のフットサルにも世代が融合していくこと、一つになって日本の女子フットサルを盛り上げるとか、女子代表がチャンピオンになるというのは、ストーリーとしても面白い試合だと思いますね。

◆◆【PR】フットサル/サッカーブランド agrina◆◆

――楽しみにしています。江川選手は「勝つ!」と宣言していました。
木暮 弱点はよく知っているのでね。良いところも、悪いところも、よくわかっているつもりなので、良い試合をしたいです。

関連記事

  1. 【女子Fプレーオフ】計12点が決まった乱打戦を制した神戸、2連覇…
  2. 【練習試合】U-18女子代表の高いポテンシャルを実感したFP藤田…
  3. 【トリム杯】兵庫県選抜の上久保仁貴監督が考える決勝のキープレーヤ…
  4. 【AFC女子選手権】バーレーン戦の無失点に好感触を持つ守備のキー…
  5. 【AFC女子選手権】FP若林エリ&FP小村美聡が語る木暮ジャパン…
  6. [女子選手権]悲願のタイトルをもたらした急成長の16歳 丸岡ラッ…
  7. 【女子Fプレーオフ決勝】逆転勝利を信じる さいたま小野直樹監督「…
  8. 【全日本女子選手権】ビークスがファンに5発快勝、女王SWHレディ…

日本代表

Fリーグ

海外

女子

Twitter でフォロー

カテゴリー

PAGE TOP
%d人のブロガーが「いいね」をつけました。