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【Fリーグ】ラストマッチで木暮賢一郎監督が大阪の選手たちにした唯一の要求とは

[1.14 Fリーグ4位・5位決定戦 すみだ 4―9 大阪 駒沢屋内]
Fリーグは14日、4位・5位決定戦を駒沢オリンピック公園総合運動場屋内球技場で行い、プレーオフ1回戦で敗れたフウガドールすみだとシュライカー大阪が対戦した。試合は9-4で大阪が勝利している。
試合後、この試合が大阪での最後の采配となった木暮賢一郎監督は、関係者への感謝の言葉を口にし、「いつの日か日本代表監督としてW杯でタイトルを獲る。それが自分の夢」と、自身の今後について話をした。

■木暮賢一郎監督
――試合の感想をお願いします。
木暮 今日はFリーグをシュライカー大阪の監督として戦う最後の試合でした。ここにいる記者の皆さんにも感謝しています。4位5位決定戦ということで、シチュエーション的には難しい状況でしたが、みなさんも見てわかるように、選手たちは素晴らしいフットサルをやってくれたのではないかと思っています。ベンチから見ていても、すごく魅力的で面白い攻撃的なフットサルを展開できました。あらためて素晴らしい選手たちと一緒に過ごすことができたなという思いと、あらためてクラブのスタッフ、選手、関係者、サポーター、すべての方にあらためて感謝の気持ちを伝えたいと思います。

――いつもと違った雰囲気で采配をしていたように感じましたが、どういう気持ちで試合に臨んでいましたか?
木暮 昨日の夕食の後に伝えたことがありまして、一つは感謝していると。そして今日のゲームの意味としては、先ほどから言っていますように、難しいシチュエーションでした。というのは、僕は、戦術的なもの、メンタル的なものを含めて、勝つために、すごく厳しく選手に要求してきた監督だったと思います。ただ、残念ながら、僕は全日本選手権を率いませんので、今日のゲームに関していうと、次に私が監督として率いることはない状態でした。たとえば相手のすみだであれば、このゲームの価値としては、「全日本選手権に向けて」とか、「課題を修正して」とか、「新しい戦力を試す」とか、そういうオプションを持って臨むことはできると思います。しかし、残念ながら今日の大阪に関しては、そういうものはまったくありませんでした。ですから選手にも、怒ることはしないし、要求もしない。唯一要求できることがあるなら、こういう難しい状況でも楽しんで、自分たちのポテンシャルを開放する。そういう景色が見たいよと。最後の要求としては、そういう景色を見せてほしいし、自分たちの価値、フットサル選手として、フットサルチームの価値を、こういう難しい状況であっても見せる努力をしてほしいということ。ですから、試合前のミーティングも特にしていないですし、一貫して話したのは、楽しんでということです。自分たちの好きなフットサルを楽しんで、と。そして大阪の強さを自分も見たいよと。そういう背景から、そういう雰囲気がうまれたのかなと思います。

――この4シーズンで、加藤未渚実選手、田村友貴選手、仁井貴仁選手といった選手が台頭してきましたが、若手育成についてはどれくらいの手ごたえがありますか?
木暮 監督に就任したときから、タイトルを獲るということと、一人でも多くの若い選手を育てたい、チャンスを与えたいと、大きく分けると、その2つの目的を持って取り組んできました。その中で一番伸びたのが、その3人です。ただ、齋藤日向であったり、リーグには登録できていないのですが、計盛(良太)という高校1年生のときから僕と一緒にやっている選手も、トップではトレーニングを積んでいて、来年にはすごく良いチャンスがあると思います。すごく良い選手に対して、いろいろな種まきは、自分としてはできたのではないかと思っています。今度は違う立場から、そういう選手の芽が出る日を楽しみにしています。

――今後の目標は?
木暮 目標というのは引退するときから常々言っているように、いつの日か日本代表監督としてW杯でタイトルを獲る。それが自分の夢ですし、引退するときから言っていることです。そこは常に持っているものです。

 

■アルトゥール キャプテン
アルトゥール 4位・5位決定戦ということで、プレーの強度は、もちろん昨日のようなオフィシャルなゲームと比べると、ゲームのリズムは当然、遅いというか、展開としては落ちるようなゲームでした。精神的な部分でいうと、昨日の敗戦を受けて悲しい気持ちがある中にも関わらず良いゲームをすることができたと思いますし、なんとかチーム全員で切り替えて、全日本選手権に向けてであったり、監督が最後のゲームということを含めて、良い勝利を挙げることができたのではないかと思います。

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――これまで木暮監督とともに戦った感想は?
アルトゥール 非常に具体的なプロジェクトを持ったオファー(木暮監督の説明 彼の代理人は、もともと僕が現役時代にスペインで一緒に戦った選手でした。僕が大阪で指揮を執るとき「リーダーで、フィクソで、ゲームをつくれて、若い選手がほしい」というリクエストを出したときに、アルトゥールという選手がいると紹介してもらいました)を出しました。その話をもらったときから、その要求を達成するために来ました。それが何かというと、まず一番はタイトルを獲ること。そういう意味では、実現することができましたし、自分が選手としても、ピッチの中、ピッチの外で、良い信頼関係であったり、同じビジョンを描けていました、強い信頼関係の下、仕事をすることができましたし、タイトルを獲るというミッションを成し遂げたといことで、パーフェクトな時間を過ごせたと思っています。今シーズンは苦しみましたが、それは起こり得る話です。トータルで振り返っても、パーフェクトな良い関係性の下で仕事ができたと思っています。

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