アジア選手権

【AFC女子選手権】インドアゲームズ女王のタイとも引き分け、無敗でインドネシアを8強に導いた高橋健介監督「AFCの舞台で日本と対戦するのは一つの目標」

[5.6 AFC女子選手権タイ2018A組 インドネシア女子 9-0 マカオ女子 フアマーク]
バルドラール浦安の監督を退任してから2カ月。高橋健介監督は、タイにいた。現在、彼はインドネシア女子代表を率いて、AFC女子フットサル選手権を戦っている。

インドネシアがグループステージを戦った会場のフアマークは、彼が現役時代に出場した2012年のフットサルW杯で、日本が最後にウクライナに敗れた場所でもある。高橋健介はウクライナ戦に目を負傷していたために出場することができなかった。FP三浦知良らがピッチに立つ試合を、ベンチから「出たい、出たい」と思いながらも見ていることができなかった。その場所から今度は監督として、再び『代表』のキャリアがスタートした。

そのことについて「感慨深い」と語る高橋監督は、見事に率いて間もないチームをベスト8に導いた。得失点差でグループ2位となったものの、昨年のインドア・ゲームズを制した地元のタイと1-1で引き分け、2勝1分けという成績を残した。木暮賢一郎監督との対戦も期待がかかるが、高橋監督は冷静にチームの現状を分析する。

以下、マカオ戦後の高橋健介監督のコメント
――今日の試合についてコメントをお願いします。
高橋 2敗している相手でしたし、自分たちがどういう試合の入り方をするのが難しかったので、集中することを求めて試合に入りました。

――次の試合はベトナムと対戦します。どんな準備をしますか?
高橋 我々は、コーチングスタッフとしてスカウティングは済ませています。どう戦うかは選手に伝えていないので、それをこの2日間で準備したいと思います。

――このチームはどこまで行けると思いますか?
高橋 次の試合、勝利の確率は半分、半分だと思います。

――これまであまり出ていない選手が出ていますが、彼女たちのパフォーマンスはどうですか?
高橋 ジェセラについては、国際舞台の最初の試合だったので、最初は緊張感があったと思います。でも、彼女の良さも随所に出していたので、彼女のパフォーマンスについては満足しています。ディアナに関しては、大きな信頼を寄せています。ここぞの場面でケガをしていても、何も問題なく出すことはできると思います。イニータとか、ディドゥルも、試合の出場時間は短いですが、彼女たちはチームのためにプレーできる重要な選手なので何も心配はしていません。

――初めてインドネシアの女子選手たちを見て、ここまでくることができる感覚はありました?
高橋 自信は半分でした。スキルはありましたが、経験は足りていません。AFCという舞台で、どれだけ発揮できるかは、本当に難しい大会になるかなと思っていました。そのぶん、初戦でどういう入りができるかがめちゃくちゃ大事でした。本当にそこへの準備しかしていないくらい、ずっと2週間前から「香港戦、香港戦」と言い続けていたんです。そこで内容はともかく、しっかり勝ち点を取れたことが自信になり、それが経験となり、この予選通過という歴史的なことを達成できて良かったです。

――今まで日本のクラブを監督していました。ダイレクトに指示を伝えられていたと思いますが、海外で監督をして言語の難しさは感じていますか?
高橋 通訳がしっかりやってくれているので、そこはかなり助けられています。ただ、時間は倍かかるので、よりシンプルに伝えないといけません。できるだけ自分がインドネシア語を使って、選手たちに伝えられるようにというのは、努力をしています。コミュニケーションをできるだけ取ろうとも思っているので、今は良い関係性でやれているかなと思います。

――試合中の指示は?
高橋 僕が一言、二言で通じるときは、インドネシア語でやっています。細かいところは通訳を呼んでいます。

――今後、日本と対戦する可能性もあります。木暮監督との対戦を楽しみにしているファンもいると思いますが、監督自身は?
高橋 そうなれば感慨深いですし、AFCの舞台で日本と対戦するのは、一つの目標ですし、このチームをその舞台まで連れて行くのは大きな目標の一つなので、そこを目指します。決勝になると思いますが、そこに行くためにはまず次の試合をクリアーしないといけません。自分たちはチャレンジャーなので、一つひとつを見て、やっていくしかありません。ただ、そういう目標が個人的にあるのは、楽しみですし、それを叶えたいです。

――得失点差次第ではグループ1位になる可能性もありましたが?
高橋 1位通過も考えてはいたのですが、得失点差の計算をしてもタイがどんどんゴールを重ねている状況でしたし、こっちもベトナム戦に向けて準備を進めていたので。パワープレーをすべて見せたりして無理やり1位通過を狙うよりも、ベトナムは知っていますし、問題ないかなと。この試合にまず勝つことだけを考えてほしかった。自分たちが主導権を握って、攻撃で引いている相手をどう崩すかについては、まだまだ課題があります。その中で9点取れたことはよしとしないといけないと思っています。

――タイ戦で引き分けられた要因は?
高橋 守備ですね。最初は個人戦術的なところからスタートして、守備も入りました。ただ、オフェンスがしっかり構築できないから、守備が適当でも守れてしまう側面もあったので、チームで共有する攻撃をつくり、ディフェンスも、両方を一緒にやってきた感じです。大会前のマレーシア戦までは、ちょっとまだまとまっていませんでしたが、大会に入ってからはまとまりましたし、本番に強いですよ。すごく良い雰囲気ですし。

――完成度としては?
高橋 目標とする姿は、引かれたときにも主導権を握って、意図的に仕掛けていくところを目指したいです。でも、選手の特徴、いままでやってきたスタイルをプラスして、良い部分を残しながらと考えて、まずはこの大会で結果を残さないといけません。そこが一つ求められているものなので、そこはクラブとは違うものかなと思います。

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