【U-20アジア選手権】イラクの攻撃の基準点をつぶせるか 石田健太郎「全員で守れば大丈夫」

大会が始まる前から、大きな話題となっていたのがイラク代表だった。驚異的な能力を持つ選手たちがそろっているという前評判だったチームは、ホスト国のタイ代表と同居したグループAを5戦全勝、25得点10失点という結果で、首位通過した。中でも強烈な存在感を放っているのが、10番のアル・アッザウィだ。日本がベスト4に進出するためには、かつてブラジル代表で活躍したベットンを彷彿させる重量級のピヴォを封じなければならない。ポジション上、マッチアップすることが多くなるであろう石田健太郎は、どのようなイメージを持って、試合に臨もうとしているのか。

以下、21日の練習後の石田健太郎選手のコメント
――試合会場となるバンコク・アリーナで練習してみて、いかがですか?
石田 暑いですね。あと、前の会場よりも、デカイですよね。人もたくさん入ると思うので、また違う感情というかでプレーできると思います。
――タイの試合後ですし、観客は多いと思います。そこで気になったのが、セットプレー前のキックの指示の声です。
石田 いや、本番になったら、言わないです。言わないです。指で示します。
――日本語だから、むしろ声を出して大丈夫だと思いますよ。気になったのは、声が小さすぎるんじゃないかなということです。声、なんでそんなに小さいんですか?
石田 全然ですよ。普通です。試合になったら、出しますよ。でも、基本、予選からずっと指ですよ。観客が多くなれば聞こえないので、指でやると思います。
――明日の相手がイラクに決まりました。印象はありますか?
石田 強いって聞きました。練習試合ではイランに勝っているみたいですし、体も大きいので、自分たちがまともにやったら、球際で負けてはダメなんですが、相手の方が有利な部分はあると思うので、頭を使ってプレーをしないと勝てないというのは言われました。
――非常に屈強な10番がいます。石田選手の倍くらいの幅があると思います。
石田 そういうときは、読みだったり、出足の部分で負けてはダメだと思います。1試合、40分、ずっと集中してやらないといけないと思っています。
――デカイ相手とやったことはありますか?
石田 この前、名古屋オーシャンズとの練習試合で、新外国人選手とやったときですね。強かったです。飛び込まないで、ボールが入ったら見て対応する。
――直前のトレーニングキャンプですね。そういう相手にどう対応すればいいか、イメージはあるんですね。
石田 はい。自分ひとりで何とかしようとするのではなく、次の追い越してくる選手に落とさせて、そこを味方につぶさせるとか。全員で守れば大丈夫かなと思います。
――予選で苦しい思いをして、勢いが出てくるかなと思いますが、チームの雰囲気はどうですか?
石田 やっぱり予選でまとまりましたよね。一つのプレーであったり、声掛けであったりも、全員がプラスになることを、プラスになるプレーができているから、グループステージは勝てたと思います。
――次のイラクには、どう勝ちますか?
石田 できたことを変わらずにやって、もう一つプレースピードであったり、判断であったり、集中力を上げていって、プラスアイディアが大事だと思うんです。
――なるほど。相手の体が大きかったり、フィジカルが強いわけですからね。
石田 いつも通りのやり方、こう来たら、こうやるっていう型通りの動きだけではなく、自分が持っているアイディアを出していかないといけないと思っています。
――楽しみな様子ですね。
石田 はい。だいぶ楽しみです。
――ここのピッチの感触はいかがでしたか?
石田 予選の会場とあまり変わらないというか、同じような感じなので問題ありません。