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【全日本女子選手権】甲山レディースが成長の跡を示すも、PK戦の末にSWHが決勝進出を決める

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第13回全日本女子フットサル選手権大会は30日、大会最終日を迎えて準決勝ではSWHレディース(兵庫)とFC甲山レディース(北海道)が対戦した。試合は2-2のまま、決着がつかず、PK戦の末に2-1で勝利したSWHが2大会連続のファイナル進出を決めた。

 

昨年と同じ組み合わせになった準決勝のカード。そのときは4-1でSWHレディースが勝利していた。そのとき同様、この試合でも攻め込むSWHと守る甲山レディースという構図は変わらない。前半2分、SWHはCKからFP網城安奈がシュートを放つが、GK白浜亜美に防がれる。それでも前半6分にはFP上野愛里がゴールを決めて、1点をリードする。

 

その後もSWHがボールを保持しながら、チャンスをうかがっていくが、甲山レディースの守備の集中は途切れない。11分にはFP坂田睦が左サイドから崩しにかかり、上野がシュートを放ったが、ブロックされて得点はできなかった。

 

守りながらカウンターから一発を狙う甲山レディースは、前半14分にFP保里あづさがゴール前でチャンスを迎えてシュートしたが、決めきれず。前半はSWHが1点リードで折り返した。

 

前半に今大会初失点を喫していた甲山レディースは、後半2分にも得点を決められる。FP佐藤絵里のシュートをGK白浜が止めるが、こぼれ球を上野に押し込まれて、2点のビハインドとなった。

 

攻めなければならない状況になった甲山レディースは、後半5分にFP遠藤未咲からの縦パスをFP大久保美聡が受け、さらに前方のFP岩崎真実につなぐ。岩崎のシュートは右に逸れたが、甲山レディースの持つ確かなフットボールスキルが、脅威になることを示すシーンだった。

 

勝敗を決定的なものにしたいSWHは、後半6分にビッグチャンスを迎える。しかし、網城のシュートがバーに嫌われ、そのこぼれ球を押し込もうとした佐藤のシュートがポストを叩き、さらにこぼれ球を拾った網城のシュートはDFにブロックされ、あと一歩が遠い。

 

すると後半7分、甲山レディースは大久保がカウンターから1点を返す。それまで守備の時間が長かった甲山だが、ここからは一気に攻勢になり、SWHに襲い掛かる。迎えた13分には切れ味鋭いカウンターから、再び大久保がゴールを決めて試合を振り出しに戻した。

 

こうなると試合は完全に甲山レディースのペースになる。後半14分には大久保があわやハットトリックというシュートを放つが、左ポストに嫌われて逆転はできなかった。SWHも20分にはFP中村茜のスルーパスを受けた網城がループシュートでゴールを狙ったが、クロスバーを越えてしまい、得点はできなかった。結局、15分ハーフの前後半を終えても2-2で決着はつかずに、PK戦に突入する。

 

PK戦では両チームの1人目が成功。先攻のSWHは、2人目のキッカーである網城がGKに反応されながらもゴールネットを揺らす。対する甲山レディースは、2人目のキッカーを務めたFP邨中彩日のシュートが左ポストを叩き、得点できない。決めればSWHの勝利となる場面だったが、3人目のキッカーを務めた坂田のシュートはクロスバーを叩いて失敗に終わる。同点に追いつくチャンスを得た甲山レディースだったが、岩崎のシュートがGK山本彩加に弾かれて試合終了。甲山レディースは昨年からの成長を見せたが、あと一歩のところで初の決勝進出を逃した。SWHは中心選手のFP奥村愛を負傷で欠きながらも、大会連覇に向けて決勝に駒を進めている。

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