【全日本女子選手権】サイコロがFP安の2ゴールで常盤木学園高に競り勝つ

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全日本女子選手権は29日、大会2日目を迎えて第1試合では常盤木学園高(宮城)とサイコロ(埼玉)が対戦した。試合は2-1でサイコロが勝利し、2試合を終えて両チーム1勝1敗となっている。

 

前日に勝利を収めていた常盤木学園に対し、アルコイリスに敗れたサイコロは後のない状態。序盤は互いに我慢の時間帯が続く。その中でサイコロはセットプレーから相手のマークを外す場面があったが、得点を挙げることはできない。

 

6分にはサイコロのゴールクリアランスによるリスタートが遅れ、常盤木学園が間接FKを得る。FP時田富由美がゴールを狙いに行ったが、シュートは壁にブロックされる。

 

試合が動いたのは、前半9分だった。縦パスを受けたサイコロFP秋田谷美里の落としたボールをFP安奈希沙が豪快に左足でシュート。これがゴールに突き刺さり、サイコロが先制点を挙げる。先制後も守備の集中を切らさないサイコロは、相手のバックパスのファウルから間接FKを得るが、FP加藤沙織のシュートはブロックされる。さらに11分にはFP吉川紗代が左サイドからゴールを狙うが、シュートは右に切れていった。

 

常盤木学園高も前半終了間際に相手陣内でFP白坂乃彩がパスをカット。そのまま攻め上がったが、プレーに迷いが見られてシュートはGK内田自布子に防がれた。このまま前半はサイコロが1点リードして折り返す。

 

後半開始2分、常盤木学園高は敵陣でキックインを得ると、ゴール前に速いボールを入れる。これがDFに当たって浮き上がり、GKを越える形となったところにFP飯田百合加がすかさずに詰めて、ボールをゴールに押しこみ試合を振り出しに戻した。

 

追いつかれたサイコロは、3分に敵陣までボールを運び、ゴール前でこぼれたボールを拾った吉川がDFをかわしてシュートを放つが、GK砂田に防がれた。サイコロは吉川へのピヴォ当てからチャンスをつくっていくが、フィニッシュを決められない。

 

何とか攻撃の形をつくられた常盤木学園高も、徐々にサイコロのリズムに慣れていき、縦パスをカットして反撃に出るようになる。残り5分を切ると、サイコロはFP高橋彩子をGKにしてパワープレーを仕掛ける。9分、タイムアウトを取ったサイコロは、その直後に左サイド深い位置からの折り返しがゴール前にこぼれたところを安が押し込み、2-1と再びリードした。

 

可能な限り点差を付けて勝利したいサイコロは、パワープレーを解いたが、その後も攻め続ける。しかし、カウンターからFP堀田えり子がシュートを放ち、GKに弾かれたボールに安が詰めたが、無人のゴールにボールを蹴り込めず、右ポストに当ててしまうなど、好機を生かせない。その後のシュートでも、GK砂田の壁を破ることはできずに試合終了。サイコロが2-1で勝利して、今大会初勝利を挙げている。

 

なお、同時刻に開催されていたアルコイリス神戸対オウンゴールの一戦では、アルコイリス神戸が5-0で勝利し、2連勝を飾っている。