全日本選手権

[女子選手権]グループD総括 王座奪還を目指すSWHレディースを振り切り、初出場のデリッツィア磐田が決勝ラウンドへ

前評判では、2大会前の女王であるSWHレディースフットサルクラブ(関西)とフウガドールすみだレディース(関東)の一騎打ちとなることが予想されていたグループD。終わってみれば、勝ち抜いたのは結成1年半で初出場のデリッツィア磐田(東海)だった。
第1節では、フウガドールすみだとSWHの直接対決が行われ、日本代表FP坂田睦のゴールでSWHが1-0の勝利を収めた。デリッツィア磐田も開始1分に寛野未恵が先制点を挙げると、その後もアストゥーロ鹿児島に得点を許さなかった。後半にもオウンゴールで追加点を挙げると、2-0で選手権の初陣を白星で飾った。
初戦の結果が第2節にも、少なからず影響しただろう。初出場対決のデリッツィア磐田とフウガドールすみだの一戦は、3-2でデリッツィア磐田が制した。40分でゲームを組み立てることに長けるフウガドールすみだの持ち味は、12分ハーフのレギュレーションで行われているグループステージでは、なかなか発揮しきれなかったといえる。12分ハーフの試合では、6人でFPを回すことになっても、最後まで走り切れてしまうため、本来は必要になる選手層が求められないことも多い。全国リーグができて、本来の20分ハーフでの戦い方を突き詰めていこうとするチームが増えていく中、本大会のレギュレーションも考え直す必要があるだろう。
グループステージ最終節、決勝ラウンド進出の可能性を残していたSWHレディースとデリッツィア磐田が直接対決を迎えた。第2節でアストゥーロ鹿児島(九州)と引き分けたSWHレディースは、勝たなければならなかった。前半10分にFP上野愛里のゴールで先制したSWHレディースだったが、後半2分にFP竹本凪沙に同点ゴールを決められると、その後の猛攻も実らず。1-1の引き分けに終わった。個の能力の高い選手をそろえ、多彩なセットプレーも見せていたが、ゴールを決めきれなかった。今大会まで神戸勢は4連覇を成し遂げていたが、その歴史が途切れることになり、来年大会の出場枠にも影響が出そうだ。

 

アストゥーロ鹿児島 0-2 デリッツィア磐田
[得点者]
鹿児島=なし
磐田=寛野未恵(1分)、オウンゴール(19分)

フウガドールすみだレディース 0-1 SWHレディースフットサルクラブ
[得点者]
すみだ=なし
SWH=坂田睦(3分)

デリッツィア磐田 3-2 フウガドールすみだレディース
[得点者]
磐田=駒形奈々(12分)、水谷伊澄(18分)、前原りんご(23分)
すみだ=金子由香里(22分)、勝俣里穂(24分)

SWHレディースフットサルクラブ 1-1 アストゥーロ鹿児島
[得点者]
SWH=網城安奈(16分)、東谷彩香(17分)
鹿児島=なし

アストゥーロ鹿児島 0-1 フウガドールすみだレディース
[得点者]
鹿児島=なし
すみだ=勝俣里穂(16分)

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SWHレディースフットサルクラブ 1-1 デリッツィア磐田
[得点者]
SWH=上野愛里(10分)
磐田=竹本凪沙(14分)

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