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【F1】準決勝第2戦で2ゴールの大阪FP稲田瑞穂「人生初の日本一になりたい」

[2.17 PO準決勝第2戦 大阪 2-6 立川・府中 駒沢屋内]
その献身性は、古巣との対決となったプレーオフ準決勝・第2戦に2ゴールという形で結果になった。左右両足で等しくボールを扱えるテクニックを有して、試合を決めるような重要なシュートを決める。そうしたプレー以上に、チームメイトを引き立てる潤滑油的な役割をこなせるのも、FP稲田瑞穂の特徴だろう。

「パワープレーの守備もできて、攻撃もできる選手は6、7人しかいない」と、比嘉リカルド監督は言ったが、ハードワークで相手のパスを見張りつつ、ここぞの場面でゴール前に走りこみ、2度、ゴールネットを揺らした稲田には、絶大な信頼を置いているはずだ。

彼の2つのゴール、特に前半を1-1の同点で折り返すことになる1点目がなければ、大阪の選手たちは、この試合をより重いプレッシャーを感じながら、戦うことになっていただろう。

その活躍もあり、大阪は2年ぶりのリーグタイトル獲得に近づいた。決勝で対戦するのは、今季無敗の名古屋オーシャンズ。稲田にとっては、2度目のプレーオフ・ファイナルを迎える。前回のプレーオフ・ファイナルでは、2試合を終えて1勝1分けという結果だったが、当時のレギュレーションにより、決着は延長戦にもつれた。その延長で第2PKを決められ、大阪は2位に。この時を含め、これまでタイトルとは無縁の稲田は、シルバーコレクターを返上すべく、大一番に闘志を燃やす。

以下、準決勝後のFP稲田瑞穂選手のコメント
――カウンター、狙っていましたね。
稲田 そうですね。アシストがすごく良かったです。(加藤)未渚実も、チアゴも。ほかのプレーが、僕はいまいちだったので。そのなかで2点を決められたのは、良かったと思います。

――「いまいち」という自己評価ですが、ゴール以外の場面でも左右両足を使え、パスやシュートのできる能力は、かなりチームの力になっているように見えました。
稲田 そう言っていただけると嬉しいです(笑)。シュライカー大阪には、すごく良いメンバーがそろっていて、主役になれる選手がいっぱいいます。僕はそれを支える……支えると言ったら大げさかもしれません。伏兵かもしれませんが、ディフェンスの時に一歩でも早く戻るとか、予測のところであったり、カウンターのところでもリスク管理をして、周りを見ながらとか。そういうところでもチームに貢献できたらと思っているので。もちろん、点を決められたら嬉しいですし、そのなかでも自分にできる仕事を見つけ、チームの力になれたらなと思います。みんな、うまいんで。

――40分間パワープレーをされる経験ってありましたか?
稲田 僕がデウソン神戸にいた時、逆にやったことはありましたね。何点差かで、北海道に勝つことができれば、プレーオフに行けるっていう時でしたね。前期、後期に分かれていたので、かなり昔ですね。パッシャン(西谷良介)とか、ワタくん(渡井博之)とか、全員いたときですね。

――強かったからですね。
稲田 そうそう(笑)。逆にやられるとこういう気持ちになるんだってわかりましたね。

――どういう気持ちでした?
稲田 やっぱりしんどいですね。しんどいけど、僕らはこの2試合のトータルスコアをイメージしていたので。トータルで言えば、13-10。そのトータルスコアが大事なので。もちろん、今日も勝てたら良かったのですが、決勝に行くことが一番です。点差もそこまで詰められないで前半を終えられたり、終盤まで持って行けたのが良かったかなと思います。

――ちょっと変なヒートアップの仕方を前半はしていました。アルトゥールのカードも、決勝が2試合と考えるともったいないです。
稲田 もったいないですね。カードコントロールをしないといけなかったのですが……。未渚実とアルトゥールは1枚ずつもらって、決勝になりましたからね。

――加藤選手の先発は驚きました。
稲田 僕らも何も聞いていませんでしたね。相手がパワープレーに来るかもと想定していたので、そうしたら代わるっていうのは決まっていましたが、いきなり変わることになりました。でも、そういう可能性があることは、全員、イメージできていたと思います。

――比嘉リカルド監督は、セットをかなり固定する監督でした。それが今は2セット組めるようになってきました。これはチームの総力がアップした結果かなと思うのですが、今季、大阪に加入してから底上げができた感触はありますか?
稲田 そうですね。練習の時からすごく全員がインテンシティ高く取り組めていますし、だれが出場しても、そん色なくプレーできると思っています。その中でみんなが自信をもって、みんながプレーできているのではないでしょうか。

――さて、これで名古屋との決勝戦です。2年ぶりのタイトルが掛かっていますが、稲田選手はリーグ優勝未経験ですよね?
稲田 そうですね。グレさん(木暮賢一郎監督)1年目の時、4位か、5位でプレーオフに出て、決勝に行った時、あの一番惜しかった時は出場していました。

――最後1勝1分けなのに延長戦になった時ですね。
稲田 はい。ファウルを取られて、第2PKを決められて負けた時です。あの時の悔しさ、決勝で負ける悔しさは、今年のオーシャンカップもそうでしたが、決勝で負ける、あと一歩で負けるというのは本当に悔しい。僕も人生で日本一になったことがないので、日本一になりたいです。日本一、なりたいです。メンバーはいるんで、大阪には。一つになれれば、名古屋にも勝てると思いますし。

――今季、大阪は名古屋に3戦全敗でした。どんな印象がありますか?
稲田 そうですね。勝てなかったんですけど、最後のセントラルも後半、アルトゥールが出られていたらもう少し違った展開になったかなと思います。残りの2試合も、僕らのホームゲームでは、0-3からパワープレーで2-3だったと思うんですよね。あの時は負けた感じがありましたね。でも、みんな名古屋に対して苦手意識はないと思いますし、僕自身も名古屋戦で結構、点を取ることができているので、そんなに苦手ではないですね。

――この2試合でパワープレーを見せずに済んだのも、良かったのかなと思うのですが。
稲田 僕らもパワープレーには、自信を持っていますし、パワープレーをせずに決勝に行けたことは大きいですし、向こうが対策をするうえで、考える材料を与えなかったことはプラスだと思いますので、良かったと思います。

――オーシャンアリーナでの決戦に向けて、また良い準備をしてきてください。
稲田 はい。頑張ります。ありがとうございました。

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