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【全日本女子選手権】プレ大会の再現はならず…アルコイリスに敗れたサイコロ小野直樹監督「プレスも全然かかっていなかった」

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全日本女子選手権の初日、サイコロ(埼玉)はアルコイリス(神戸)と対戦し、1-3で敗れた。サイコロを率いる小野直樹監督が、まず悔やんだのが1失点目の場面だ。自陣からボールを運ぼうとしたFP加藤沙織がボールを失い、ショートカウンターを受けた。「一番やってはいけないと言っていたミスをやってしまいました。『自陣でドリブルやパスをカットされるのが一番失点するパターンだからそれはしてはいけない』と注意していたところで、先に失点してしまいました」と、指揮官は苦言を呈す。

 

ただし、加藤もその責任を感じていたのだろう。後半開始直後には右サイドをドリブルで突破。折り返しからFP堀田えり子の同点ゴールを演出した。このゴールで追いついたサイコロだったが、その後のチャンスは生かせずに、再び先に失点してしまう。

 

「(追いついて)リズムも良くなってきたかなと思ったのですが、もったいなかったですね」と、小野監督は唇を噛む。「2点目、3点目は本当に単純なミスです。ゴール前にシュートやシュートパスをとにかく蹴り込んできて、誰かが触るというのがアルコイリスさんの得意なパターンです。あそこのマークをしっかりついていなかったところ、縦に蹴ったボールのコースが変わって入ってしまいましたが、GKのポジションを含めて悔やまれます。3点目もGKのポジションとFPの関連性でした」

 

16日に行われた日本女子フットサルリーグ2016プレ大会の第3節で、サイコロは3-2でアルコイリスに勝利していた。そのときはプレッシングが機能し、相手をゴールから遠ざけていた。しかし、この試合ではプレスがハマらなかった。実際、プレ大会のときは、20分ハーフの試合でアルコイリスに打たれたシュートは30本だったが、12分ハーフのこの試合でも、ほぼ同じ29本のシュートを打たれている。

 

「前からプレスを掛けるのは、先々週もやったばかりでした。相手はその試合で負けているので、相当な気持ちで来るだろうから、我々もそれを上回る気持ち、プラス気持ちだけではなくプレスもしていこうと話していました。しかし、この間の試合と比べると全然かかっていませんでした。もう少ししっかりプレスを掛けないと、押し込まれる時間もあります。GKにも助けられた面がありましたからね」と、GK吉村史の踏ん張りがなければ、より差を付けられていたと言及した。

 

そして、「うちもCKから決定的なところで外したり、パワープレーも2回くらいチャンスがありましたが、ああいうところで決めきれないと負けてしまいます。1点差、2点差のゲームは、そのとき、そのときで違う結果になります。今日も終わってみないと勝敗がどうなるかはわかりませんでした。自分たちのできるベスト、今やっているベストを尽くそうということでやりましたが、もったいないミスが3つとも続いちゃった感じです」と、勝敗を分けたミスを繰り返し悔しがった。

 

グループステージを突破できるのは、各グループ上位1チームのみ。2試合を残しているサイコロだが、決勝ラウンド進出は他力の側面もある。小野監督は「関東代表としてここに参加しているので、残りの2試合をしっかり勝って、大会を終えたいなと思います」と、懸命に気持ちを切り替えた。

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