【日本代表】ブルーノ・ガルシア監督就任会見 選手たちに求めるのは「強度、戦術的集中力、そして大きなパッション」

監督就任会見に臨んだブルーノ・ガルシア監督を中心に、田嶋幸三会長(右)、北澤豪フットサル委員長
監督就任会見に臨んだブルーノ・ガルシア監督を中心に、田嶋幸三会長(右)、北澤豪フットサル委員長

 

日本サッカー協会は21日、フットサル日本代表を率いることとなったブルーノ・ガルシア氏の監督就任記者会見を都内で行った。日本サッカー協会の田嶋幸三会長、北澤豪フットサル委員長とともに登壇したブルーノ新監督は、前日に来日したばかりだったが、疲れを見せることなく、新たな挑戦への意気込みを語っている。

 

会見の冒頭で田嶋会長は「新たなスタートを切るにふさわしい監督が来てくれたと思っております」と、ブルーノ・ガルシア監督の就任を喜んだ。そして「彼の力が、一番生きるように日本サッカー協会は全面的にサポートしたいと思っています」とコメントをしている。

 

ウズベキスタンで開催されたAFCフットサル選手権後、日本サッカー協会は新たにフットサル技術委員会を立ち上げた。技術委員会は、フットサル日本代表の監督になる人物には、日本代表チームの強化だけでなく、ミゲル・ロドリゴ元監督の下で進められていた日本人指導者の養成、指導者のライセンス制度をつくりあげることも求めた。そして、約30人の監督候補者リストの中から、「我々の進めたいことに一番理解を示してくれて、一緒に進んでくれる監督」(北澤フットサル委員長)として、ブルーノ氏の監督就任を決定した。

 

ブルーノ監督は「今回オファーをいただき、本当にうれしく思いますし、このオファーを受けることができた喜びを感じています」と、感謝のコメントを述べた。そして日本を「アジアのフットサル界を、リーダーシップを持って引っ張ってきた」と評し、周囲と協力をしながら「日本が本来あるべき場所に立ち帰り、さらに引き上げるため」、全力を尽くすことを誓った。

 

2月に開催されたアジア選手権では、ベトナムを率いて準々決勝で日本代表を破っているブルーノ監督は、すでに日本代表についてはかなり多くの知識を有しているようだ。今後、日本代表に招集する選手たちに求めるものについては、「強度、戦術的集中力、そして大きなパッション。日本代表のマークをきちんと守っていく、背負っていく気持ちの強さ」の3点を挙げた。

 

今後の目標を聞かれたブルーノ監督は、「次のアジア選手権で表彰台に上がること。それを達成して、徐々にレベルを上げて行き、確実に次のW杯の出場権を勝ち取る」と、アジア王座の奪還と、世界最高峰の舞台への出場権獲得を最大のテーマに掲げた。

 

今後、フットサル日本代表は24日から26日まで愛知県内でトレーニングキャンプを行う。決して強豪とは言えなかったベトナム代表を初のW杯出場に導き、本大会でも決勝トーナメント進出を果たした指揮官とともに、アジアで6位以下となった日本は再出発する。