U-20日本代表

【U-19日本代表】2年で作陽高の選手権メンバー入りもフットサル転向を決断したFP橋本澪良「高校を卒業してFリーガーになれるように頑張りたい」

[4.12 練習試合 フットサルU-19日本 1-5 順天堂大 カシマ]
自らの高校生活を、フットサルに捧げることにした。U-19フットサル日本代表候補に選出された作陽高のFP橋本澪良は、昨年末から今年の年頭にかけて開催された第96回全国高校サッカー選手権大会で、名門・作陽高の大会登録メンバーに2年生ながら入っていた。高校の最終学年となる今年、サッカーでも十分にレギュラーを目指せる可能性がある選手だ。

しかし、橋本はフットサルに転向することを決断。全日本ユース(U-18)フットサル選手権に第1回大会から大4回大会まで出場を続け、第2回大会で優勝を飾っている作陽高には、独自の選手育成方法がある。3年生になるサッカー部員には、フットサル転向をするかしないかを問いかける。そして、フットサルで勝負をすることを決断した生徒たちは、それ以降、サッカースパイクを履くことなく、フットサルの活動に専念。全国各地に遠征してフットサルの大会に出場したり、フットサルプロパーのチームと練習試合を行なったりすることで、サッカーとは異なるフットサルのプレーに慣れていく。つまり作陽高サッカー部に在籍しているが、実質的には作陽高フットサル部となるのだ。

近年ではフットサル部の躍進を受けて、1年時から「フットサルをやりたい」という生徒も増えたというが、作陽高では1年時、2年時には全員がサッカーをプレーすることを義務付けている。そのため、1年時からフットサルでのみ活動したいという生徒の入部は断っているのだ。100名を超える部員の中で、選手権のメンバー入りを果たせる選手は、ほんの一握り。最高学年になる前に、その権利をつかんだ者が、自ら進んでフットサルに転向することは、これまでもほとんどなかった事例だろう。

そのフットボールセンス、テクニックは期待を抱かせる。まだフットサルに慣れていないところもあるが、ボールコントロールに長け、決定的な場面でゴール前に出没。フィニッシュを決めきることこそできなかったが、順天堂大戦でも神出鬼没な動きでシュートチャンスを得ていた。

年末・年始の高校サッカー選手権ではなく、8月に開催されるU-18フットサル選手権に高校の最終学年を懸けることを決断した17歳は、今年の第5回大会で輝きを放つ可能性が十分にある。そんな橋本に順天堂大戦後、初の代表候補合宿の感想を聞いた。

以下、順天堂大戦後の橋本澪良のコメント
――合宿が終わりました。感想を聞かせてください。
橋本 楽しかったんですけど、結構、ハードだったので疲れました。

――試合は1-5という大差がつきました。大学王者との試合はいかがでしたか?
橋本 決められるところはたくさんあったので、決めきっていたらもっと点が入っていて、試合もわからなくなったと思うので、そこを決めきりたいです。自分たちはちょっとイージーなミスが多かったですし、相手はそこをちゃんと突いて来て、少ないチャンスをモノにしていたので、そこで差が出たと思います。

――今後、作陽高校に戻ってからもフットサルを続けていくんですよね?
橋本 はい。

――どこを磨いていこうと思っていますか?
橋本 さっきの試合でも、裏を取られたりする場面があったので、ポジショニングを直していきたいと思います。そこはサッカーとは違うので、しっかり身に着けたいと思います。

――今年の高校サッカー選手権でメンバー登録されていましたよね? そうした選手がフットサルに転向するのは珍しいと思うのですが、なぜフットサルをやろうと思ったのですか?
橋本 そうですね、珍しいと思います。選手権の県予選のときは、メンバーに入っていなかったんです。そのときから、フットサルをしたいなと思っていたんです。

――8月にあるU-18フットサル選手権に出ていた先輩を見て?
橋本 はい。それでフットサルをやりたいなと思うようになって、その気持ちが選手権のメンバーに登録されても変わらなかったので、フットサルをやることにしました。

――今やフットサル専門の指導者以上にフットサルに詳しいサッカー部のコーチである三好達也監督の指導を受けていると思いますが、実際やっていてどうですか?
橋本 楽しいですけど、戦術がいっぱいあって、結構難しくて頭が疲れます。

――フットサルを経験して、サッカーに還元しようとする選手はこれまでもいたと思います。フットサル選手権を経て、再び高校サッカー選手権のメンバー入りを考えていますか?
橋本 いいえ、今はもうサッカーをやることは考えていません。卒業後もフットサルをやっていきたいなと思っています。

――今後、フットサル選手権後の目標というのは?
橋本 今後は高校を卒業して、Fリーガーになれるように頑張りたいです。Fリーグクラブや、サテライトのセレクションを受けることになると思います。大学には通おうと思っているので、Fリーグクラブに入れなかったときは、関西にある大学でフットサルをやろうかなと考えています。

――在学中にFリーグクラブの特別指定選手を目指してほしいな、と一瞬思いましたが、ちょっと通えるFリーグクラブがなさそうですね。
橋本 そうですね。

――12月に開催されるAFCU-20フットサル選手権予選も、目標になると思います。ちなみに8月の大会後から、12月までの期間って、どうするんですか?
橋本 そうですね。作陽ではその期間、あまりフットサルを練習していないので。(高校サッカー)選手権にみんな向かっていくので、どうなるかはちょっとわかりません。

――また8月のU-18フットサル選手権で会えるのを楽しみにしています。
橋本 県予選が5月12日からあるので、まずはそこを突破できるように頑張ります。

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