インタビュー

【インタビュー】プロ選手を辞め、タイで新たなフットサル人生を歩み始める松山竜二「信念持ってウチのスタイルを貫きますよ!」

2017/2018シーズンの開幕前、バルドラール浦安に所属していたFP松山竜二は、「プロのフットサル選手としてプレーする事を卒業する事に決めました」と、自身のブログで発表し、Fリーグの舞台から消えた。いち社会人となった彼は、プロ選手としてプレーした経験のあるタイへ渡り、就職。そして4月からは新たなビジネスを展開するという。それは、タイ初となるフットサルクリニックだ。スクールのオープンを前に、あらためて話を聞いた。

以下、松山竜二氏インタビュー
――まだまだ十分にFリーグでも活躍できる年齢です。なぜ卒業したのでしょうか?
松山 最後に選手として所属していたのはバルドラール浦安です。浦安の前はタイリーグで唯一の日本人選手としてプレーしていました。ですが、タイリーグでプレーしてシーズンが半分ほど過ぎた頃に国王様がお亡くなりになられ、タイリーグ、サッカー、フットサルなど全ての競技、企業がストップしました。その時Fリーグは終盤に差し掛かっていて、移籍も難しいと思っていました。その時に引退を考えましたね。これもタイミングかなと思って。ですが浦安GMが現ユニフォームスポンサーのWARRIXとの打ち合わせで来タイされていて、その時にお話をさせて頂き移籍が実現しました。
引退を決めた理由は、正直に選手としての自分とサラリーマンの自分がいて、モチベーションが少しずつ落ちてしまっていたことが原因の一つとしてあげられます。
そんな時に来シーズンの契約更新の話があり、最初はもう1年頑張ろうと思っていたのですが、同年代の選手が次のチームを探していて、「どんなことがあってもトップの舞台でプレーしたい」と言われた時に、自分との温度差みたいなものを感じて、その時にこういうモチベーションの選手がピッチに立つべきだと思い、引退を決意しました。

――盟友の大徳政徳選手は、今もブラジルで頑張っています。現役でいられる時期というのはかなり限られますが、自分で線を引きました。もう現役に未練はありませんか?
松山 全くないと言ったら嘘になりますよね。でも選手はいつか必ず引退する。その引退を決意する時に未練や後悔はないというのはありえないと思っています。できることなら大好きなフットサルで生活をしたい。ですがそれも難しい。大好きなフットサルを頑張っていて、そのスポーツで世界のサッカー大国に行っている彼は本当にすごいと思って見ています。最近も連絡を取りましたが、やはりいい刺激を受けているみたいです。海外らしい難しい部分はタイリーグでプレーしていた頃と同じで、少しだけアドバイスをする時もありますし、学ばせてもらうこともあります。
僕は引退すると決めた時、彼にも相談をしなかった。それはきっと「一緒に頑張ろう」と言ってくれると思ったから。でも報告として連絡した時に彼は「僕は頑張るよ。羨ましいと思われるぐらい頑張るし、日本代表になってみせる。その時に現役を続けていればよかったなって思っても遅いからね。けど竜二の分も頑張る」と言ってくれました。そんな彼を今でもずっと応援しています。そして皆さんにも是非応援してあげてほしい。

――引退後は、タイに渡ったと聞きましたが、本当ですか?
松山 引退後はタイにサラリーマンとして渡りました。現地採用みたいなものでしたが。

――何をしようとしていたのですか?
松山 医療関係の仕事のオファーがあり、タイが好きで、タイにいる人(日本人)達が喜んでくれるなら、もう一度行きたいと思ってオファーを受けて渡タイしました。

――今は何をしているのですか?
松山 今は昨年8月末に医療関係の仕事を退職して、自分のフットサルスクールを開校すると決めました。それからすぐに知人に紹介して頂きベトナム ホーチミンへ行きました。そこで日系サッカースクールに1カ月の研修としてスクール経営・コーチとして色んなことを学ばせて頂きました。
そしてたくさんの支えがあり、今年5月よりタイ バンコクで唯一のフットサルスクールを開校することになりました。

――それぞれやるスポーツとして、観るスポーツとして、タイではフットサルはどれくらい浸透していますか?
松山 タイはフットボールの国ですからね。観るスポーツとして言うならば、サッカー代表戦、フットサル代表戦は満員です。タイ代表のサッカー選手はもちろん、フットサル選手でも有名人ですよ。SNSのフォロワーなんて何十万人のレベルです。
やるスポーツとしては、そこら中にコンクリートのフットサルコートがあります。そこで夜中までみんなフットサルやセパタクローなどをプレーしています。もちろんタイリーグも盛り上がっています。

――フットサル施設はタイにも多くある中で、なんでスクールはなかったのでしょうか?
松山 そもそも僕のスクールは。タイ人を対象としていません。日系人向けにやる予定です。ただ、タイ人について少し話すと、彼らは尊敬できる人には教わりたいという気持ちがあります。それと上下関係もしっかりしていて、両親への愛情もすごいです。
日系向けのサッカースクールは僕の把握している限り、バンコクだけで9つあります。スクール生は500名以上はいるのではないでしょうか。そんな中でフットサルスクールは一つもありません。そもそもフットサルを知らない、フットサルとサッカーの違いがわからない方がほとんどです。それとフットサルを指導できる人もいないのも事実です。僕の知っている限りフットサル指導者ライセンス保持者も僕以外にいません。

--スクールのターゲットは日本人なのですね。
松山 はい。スクールのターゲットは日本人です。そして新しくタイに来る方、現在サッカースクールに属している選手です。サッカースクールに所属している選手たちには、スクールを掛け持ちしてもらってでも来ていただきたいですね。上手くなりたい選手、自信を持つことのできない選手、サッカーが楽しくなくなってきた選手、1対1を練習したい選手などには是非来てもらいたいと思っています。フットサルの感覚とサッカーの感覚は違いますし、観る視点も違います。
僕の立ち上げるスクールであるGLADJOY FUTSAL CLUBでは、その選手の性格も理解して、その選手に合ったコーチング、その選手の特徴を最大限に活かせるようなコーチングを行います。体験会に参加して頂ければ実感できるはずです。
あとは保護者の方とコーチ、選手の三角形もすごく大切にしていきます。コーチと選手の関係性だけでは、選手の成長に限界があります。より“見てあげる”ことにより変化が生まれます。

――ビジネスとして勝算はどれくらいありますか?
松山 勝算の部分では本当にわかりませんが、信念持ってウチのスタイルを貫きますよ! 必ず良いものを提供できると自信を持っているので‼ それはタイで初めに指導させて頂いたレディースメンバー、成人男性チームが伝えてくれました。その方々がいたからタイでやる!と決めたので。今も個サルをやったりレディースをやったり、成人男性チームの指導をさせてもらったりとありがたいことばかりです。これこそが勝算があるという大きな理由です。

――今後、日本とタイの間でどんなことをしていきたいと考えていますか?
松山 もっともっと日本のチームが(小学生〜大人)遠征に来たり、行ったりできる環境を作っていきたい。タイの良い選手は日本にチャレンジしてほしいと思いますし、才能のある日本の選手にも、タイでチャレンジしてほしい。特に高校生や大学生でプロ選手を諦めてしまう選手はアジアの国も視野にいれるといいでしょう。僕が学生の時は海外でプレーするなんて思ってもいなかったので。タイだけではなく、日本以外のアジアで唯一かもしれない日系フットサルスクールとして日本との架け橋になれるように、まずはタイ バンコクの地でNo,1になり日本、タイのチームとどんどん交流していきたいです。子どもの頃に海外経験しておくと将来必ず役に立つ。視野が広がります。そのきっかけを作っていきたいです。

――スクールは、もう開校しているのですか?
松山 まだです。4月16日〜19日に無料体験会、23日には保護者説明会を開催します。タイバンコク在住の方は是非参加していただきたいと思います。詳細は下記まで!

――あっ! 勝手に宣伝された(笑)。
松山 ありがとうございます(笑)!

GLADJOY FUTSAL CLUBは以下のカテゴリーを指導させて頂いております。
フットサルを指導できるのは当スクールが唯一ですので、ご興味のある方は是非お問い合わせください。
・幼稚園クラス
・小学生クラス
・大人レディースクラス
・大人の個人参加型フットサルクラス
・成人男性チーム
・成人女性チーム
HP:https://gladjoy-fc.com
Mail:gladjoy.fc@gmail.com
代表 松山まで

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