【U-20アジア選手権】決勝トーナメント進出を喜ぶ鈴木隆二監督「選手たちが頑張ってくれたおかげ」

[5.20 第1回AFCU-20フットサル選手権 日本3-1ベトナム フアマーク]

U-20フットサル日本代表は、19日に行われたU-20ベトナム代表戦に3-1で勝利。グループステージ突破を決めた。直近の2試合で、試合終了間際に同点に持ち込まれ、精神的に追い込まれた状況でつかんだ一勝だった。試合後、鈴木隆二監督は「選手たちが頑張ってくれたおかげだと思います」と、8強進出を決めた選手たちを労った。

以下、ベトナム戦後の鈴木隆二監督のコメント
――グループステージ突破が決まりました。今の心境を聞かせてください。
鈴木 選手たちが本当に一丸となって戦ってくれたので、昨日の試合も、一昨日の試合も苦しい状況で、今日こういうシチュエーションの中で、ああいうパフォーマンスで迎えるのは、簡単なことではなかったことではなかったと思います。選手たちが頑張ってくれたおかげだと思います。
――メンタル的にも落ち込んでいたと思いますが、今日の試合に向けては何を強調したのでしょうか?
鈴木 昨日、一昨日と勝ち点3を上積みできずに、苦しいシチュエーションを4試合目で迎えることになってしまいましたが、勝利した第1戦目から、第2戦目、第3戦目も、チームとして非常にポジティブな成長している部分、伸びている部分がたくさんありました。ただ、勝利に結びつかなかった部分がタジキスタン戦ではありました。それを次のインドネシア戦でもう一つプラスしましたが、それでも足りませんでした。今日は、一気に階段を飛ばすのではなくて、またもう一つ階段を昇って、勝利に結びつけようと。勝利に結びつけるために、もう一つプラスしていこうと言っていました。ただ、選手たちが試合が終わったあと、昨日の夜はすごく悔しくて苦しい時間があったと思いますが、しっかりと今日の試合に切り替えてこういうパフォーマンスをしてくれたので、本当に選手のおかげだと思います。
――樋口岳志選手にも、初ゴールが生まれました。
鈴木 やっぱりチームに貢献できるだけの大きな力を持った選手です。台湾戦、タジキスタン戦でも、存在感を発揮してくれました。今日はそれだけではなく、ゴールを奪ってくれて、彼にとっても、チームにとっても、非常に重要な日になったと思います。
――仁井貴仁選手、内田隼太選手といったドリブラーが、なかなか得点に絡むことができていない状況です。
鈴木 やっぱり、ドリブラーからすると、ピッチが非常に止まる、引っかかることがあるので、彼らにとっては彼らの武器を存分に発揮するところまでいっていない状況かもしれません。ただ、彼らはドリブルだけではなく、動き出し、動き直し、仁井だったら大阪でやってくれている、僕らが取り組んでいたものだけではない動き出し、動き直しを取り入れてくれています。内田に関しては、縦への突破だけではなく、ピヴォのいないサイドへのパラレラという武器を持っていて、前半に何度かそれで相手を苦しい状況に追い込みました。非常にピッチとチームメイト、環境に順応してくれていると思います。
――GKを山田正剛選手に変更しました。その意図はどこにあったのでしょうか?
鈴木 このグループは、いろいろな役割がありますが、誰か一人に頼るのではなく、チーム全体でまとまって、誰が出ても変わりを果たせるというのがありました。今日、自分たちがハーフからという設定はあっても、押し上げていって、前からプレッシャーをかけていくという意味では、裏へのロングボールが多くなるので、カバーリングの出足という特徴を持っている山田正剛をチョイスしました。
――ここまでパワープレーで失点が続いていましたが、今日はそこでの失点を許さずに上にいけます。自身を回復するうえでも、良い結果なのではないでしょうか?
鈴木 そうですね。ただ、タジキスタン、インドネシア、ベトナムと一つひとつ階段を昇っています。また、次の試合はもう一つ階段を昇る必要があります。次の相手も今日中に決まりますから、またあらためて身を引き締めて、次の試合に向けて準備したいと思います。
――どちらと戦いたいですか?
鈴木 ここまで来たら、もう本番ですから、どちらでも構いません。
――最後に決勝トーナメントに向けて意気込みを。
鈴木 今まで開幕戦から毎試合、対戦相手が変わって、毎試合、シチュエーション、おかれる立場も変わってくるので。今までの試合も僕たちにとっては決勝戦でしたし、次からはもうノックアウト方式なので。また新しい気持ちでしっかりと、気持ちも体もリフレッシュした状態で、全力で臨めるように確認したいと思います。