U-20日本代表

タイ戦後の鈴木隆二監督コメント 「選手が一番自信を付ける場所は試合」

《文=河合拓》

フットサル日本代表は20日のタイ代表との試合を2-2で引き分けた。相手はW杯に向けて準備を進めているフル代表。一方の日本代表は名前こそフル代表だが、実際は準備期間梨で初めての対外試合を行うU-19日本代表の選手にFP皆本晃(府中アスレティックFC)とFP仁部屋和弘(バサジィ大分)が加わったチームだ。劣勢が予想された日本は早い時間帯に失点を喫したが、そこからは崩れることがなく、徐々に試合の主導権を握っていった。後半に入ってから仁部屋のゴールで追いつくと、その後も多くの好機をつくる。勝ち越せなかったことで、逆に相手に追加点を許したが、試合終了間際にFP清水和也のゴールで追いついた。試合後の会見で鈴木監督は、「日本のフットサル界の新しいプロジェクトのスタートという形で、素晴らしい試合というか、素晴らしい経験をさせてもらえたかなと思います」と、初戦を総括した。

以下、試合後の会見全文

――試合全体を振り返ってください。

鈴木 今日はアジアでトップクラスの国であり、W杯に出場が決まっている素晴らしい国と、オーバーエイジ枠が2人入っていますがU-19として、日本のフットサル界の新しいプロジェクトのスタートという形で、素晴らしい試合というか、素晴らしい経験をさせてもらえたかなと思います。

――今日の選手の戦いぶりはどうでしたか?

鈴木 今の10代の若い選手たちというのは、僕たちの世代と違うメンタリティを持っています。この世代の選手たちに臆病にならないで、もう一度世界のトップクラスと戦えるためのグループを一人ひとりの選手が目指すんだと。そのグループを構成する一員である自覚を一人ひとりの選手に持ってもらいながら、今日の試合に臨みました。

――試合の中で選手たちが、非常に速いスピードで慣れて行った印象を受けたのですが、監督の印象はいかがですか?

鈴木 彼らの能力というのは、今日の試合を通して成長した部分も当然あると思います。選手というのは練習ではなくて、練習はとても大事だすが、一番自信を付ける場所というのは試合だと思うので、U-19の選手にとっては素晴らしい機会でした。このタイミングで、こういう試合で、選手が伸びてくれたのはすばらしかったと思います。ただ、同時に1日、1回、2回、3回のセッションで一気に選手が成長するわけではないので、ここまで日本のフットサル界全体、いろいろな人たちが支えてきた中で、若い選手たちがこういう形で、こういう舞台で臆病にならずに、果敢に挑めるメンタリティ、またフットサルの基礎を日本全体がつくってきた。まだ決してここで終わりではないのですが、その一つの一面が出たのかなと思います。

――あらためて、今大会はどういう位置づけにしているのでしょうか?

鈴木 2つあります。一つは、次の世代の選手たちがしっかりと経験を積む場にすること。それから来年のAFCに向けてスタートを切ること。もう一つは年齢に関係なく、日本代表として、日本のフットサル界を代表した選手たちが、日本を背負った形で他の強豪国と対戦する。その2つの面を選手たちには意識して今日の試合には臨んでもらいました。

――明日からはフィジカル的にもっと強い相手と戦うが、どのような準備をしていきますか?

鈴木 いま、試合が終わったばかりなので、明日対戦するカザフスタンに関しては、ビデオを分析してしっかり……しっかりというか、できる限りの準備をする。ただ、一番大切なことは若い選手が、体格差であったり、戦い方の違う、強豪国と対戦できることがもっとも大事だと思うので、僕としてはそこに向けて、監督として彼らが勝負に挑めるような準備、彼らに良いインフォメーションを流せるように、しっかり準備したいと思います。

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初めて日本の指揮を執った鈴木監督

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