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【全日本女子選手権】1G1Aで丸岡ラック撃破の立役者となったアレグリ・カミーニョFP古賀「仕掛けた記憶がほとんどありません」

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本来は、ガンガンと仕掛けて行くドリブラーなのだという。しかし、この試合でアレグリ・カミーニョのFP古賀咲子は、ほとんど持ち味のドリブルを仕掛けることができなかった。過去2大会連続で準優勝している福井丸岡ラックに対して、アレグリ・カミーニョはしっかりと引いて守り、技術・スピードに長けた相手を封じ込めた。

 

試合前のプランについて、古賀は「若くて、速くて、勢いのあるチームが相手だったので、経験とか、賢さを使って、それをかわしていこうという作戦で臨みました」と話す。

 

自陣に引いて守っていたアレグリ・カミーニョだが、ボールを奪ってからは、ボールの際奪取を狙う丸岡ラックのプレスを回避しようとしていた。「前からプレスを掛けてくることは知っていたので、プレス回避の練習は徹底的にやっていました」と、古賀は振り返る。全員が自陣深くで守っていたため、ボールの受け手となるべき選手が低い位置から走り出さなければならず、前へのボールに追いつけない場面も多かった。それでも、ボールを逃がし、一呼吸つける時間をつくっていた。

 

その中で抜け出したボールに追いつけていたのが古賀だった。速攻から挙げた先制点の場面については「あのゴールは、みんなが一瞬『あっ』ってなって止まっていたので、チャンスだと思ったので思い切り走りました。『届くかな?』と思ったのですが、届いて良かったです」と、振り返る。

 

より彼女の持ち味ができたのは、2点目をアシストしたシーンだろう。「基本的にはアラでのドリブルが得意です。でも、今日の試合では仕掛けた記憶がほとんどありません」と、苦笑するが、2点目の場面ではその突破力を示している。「あのときは体を入れられて、最後のところで段差ができたところを狙って、思いきって行きました」と、笑顔を弾けさせた。

 

優勝候補の一角に挙げられる相手を破る最高のスタートを切った。この流れに乗って決勝ラウンド進出を決めたいところだが、残念ながら古賀は29日の試合には出場できない。佐賀大学サッカー部でキャプテンを務める彼女は、インカレの試合のため、チームを離れるのだという。

 

「明日の試合に出られないのは、すごく悔しいです。決勝ラウンドに残っていれば帰ってきたいです。決勝ラウンド進出はみんなに託して、明日はサッカーを頑張ってきます」

 

この試合では攻撃面で古賀の存在が光ったが、アレグリ・カミーニョが丸岡ラックに勝利できた最大の要因は、全員が自己犠牲の精神を忘れずにハードワークできたことだろう。今大会の目標に掲げている決勝ラウンド進出を果たし、再び古賀を札幌の地でプレーさせることができるか。チームの力が、試される。

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