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【オーシャン杯】町田に敗れて15年以来のタイトル獲得はならず 府中・谷本俊介監督「自分たちが良いと思っていても結果がすべて」

[5.27 オーシャンカップ2018準々決勝 町田 1-0 立川・府中 立川立飛]
オーシャンカップは27日、大会3日目を迎えて準々決勝の4試合を行った。アリーナ立川立飛の第2試合では、立川・府中アスレティックFCとペスカドーラ町田が対戦し、1-0で町田が勝利した。

立川・府中の谷本俊介監督は、2回戦のFリーグ選抜戦よりも試合内容をポジティブに捉えつつ、敗因を分析。「タイトルを失った負け」を重く受け止めた。

以下、ペスカドーラ町田戦後の府中 谷本俊介監督のコメント
――今日の試合の感想を聞かせてください。
谷本 昨日の試合で勝ちはしましたが、勝ち方とか内容に決して満足していない中で、今日は結果としては負けてしまいましたが、自分たちが練習試合を含めてここ数試合やってきたパフォーマンスの中では、良いフットサルができたと認識しています。ただし、自分たちが良いと思っていても結果がすべてだと思うので、それでも勝ちきれなかったところは、「悔しい」の言葉以上の特別な感情があります。それはただの負けではなく、タイトルを失った負けなので。自分たちがいろいろなものを犠牲にしながらやっているフットサル人生の中で、そういう場、チャンスを失ったのは、しっかりと受け止めないといけません。この悔しさを晴らすためには、残り2つのタイトル(Fリーグ、全日本選手権)を本気で目指すしかありません。早く切り替えて、気持ちのうえでは次のリーグ戦で勝っていけるチームをつくっていきたいと思います。

細かなプレーでいうと、前半に退場者を出したアクシンデントがあったり、その後に少し気が抜けて失点したことは、魔が差したなと。あれがいけないプレーというのは当然、選手もわかっていると思いますが、勇敢なチャレンジをした中でのミスだとと思いますので、一つのミスを責めるよりは、取り返せなかった攻撃の部分だったりをあらためて、守備の質をもっと上げていく努力をしていきたい。

ただチームとしては若返りを図っていく中で、ハツラツとみんながプレーしてくれたことは監督としてモチベーションになる。昨日のFリーグ選抜もそうだったですが、彼らは未来に向けて活躍したい、評価されたいという飢餓感や貪欲さがあったと思いますが、うちの選手たちにもあれ以上に、もっともっとそういう気持ちを持ってほしいですし、気持ちだけではなく結果としてパフォーマンスを出し続けられるように、今後もチームを、個人を含めて成長させてあげられたらと思います。

――新加入選手の活躍が目立ったが、酒井遼太郎、上村充哉の2人に期待することは。
谷本 彼らのマインドについては立川・府中アスレティックFCは決して環境や潤沢な資金があるという恵まれたクラブではありません。それでもFリーグの中でトップを目指していこうという、忍耐力、泥臭さとか、上を喰ってやろうという気概を持った選手が、うちのチームの選手を獲得する要件の一つです。彼らは人と協力する意識であったり、常に明るく前向きにやるマインドは高いです。酒井は北海道でキャプテンをやっていましたし、上村も湘南で一昨年はキャプテンを若いながら任せられていました。そういうものを持っていると思います。技術的にも酒井はスピードが特徴的で、彼の走る前への推進力はチームに今までなかった要素です。これまでの府中は大柄で、体格的にがっしりとしていて、どっしりと構えた選手が多かったですが、その中でもアクセントになる彼のスピードは、ボールを持ったときも動きながらコントロールできるとか、そういうところは上手だなと感じています。また上村に関しては、彼の攻撃性。ゴールに向かう姿勢を高く評価しています。その一つをプレーで具体的にいうと、左足でのシュートです。15メートルから後ろでも、狙っていこうという意識があります。そこはすごく評価しています。それ以外で言えば、湘南ではアラとして使われていましたが、うちではピヴォとして前に入って収める動きをしています。彼の攻撃性をもっともっと伸ばすような意味で、前でのポジション、前へポジショニングをとることを彼に推奨しています。いま、攻撃のところばかり言いましたが、逆に足りない部分としては守備の強さ、球際のところで転んでしまう。そういうところが目立ちますし、そこは府中が売りにしている、フィジカルの重要性を重んじているクラブだと思うので、彼らにそういうジムの環境でフィジカルベースを伸ばしていってもらって、さらに良い選手になってもらいたいと思っています。

――隣にいるFP内田隼太選手への期待を聞かせてください。
谷本 まず、すごく大きな要求をすると、彼に未来のFリーグを引っ張っていく選手になってほしいし、なれるポテンシャルを持っているんじゃないかなと思います。うちで育ててきた選手ではなく、鹿島アントラーズの下部組織で育って、エリート教育を受けて、そのままにプレースキル、能力でいうと、非常にフットサル界の中で、特に内田の年代では突出したレベルにあるのではないかなと思います。

フットサルを始めてまだ2年も経たないくらいですが、慣れていけば慣れていくだけ、勘がいいので、いろんなことを覚えていきます。伸びしろはまだまだあると思いますし、今はうちのチームのキャプテンを皆本晃に任せていますが、僕の予測では、技術的なところでいうと彼以上になるんじゃないかなと。ただ、皆本のようにキャラクターとしては立っていないので、そこは彼自身が遠慮もしているところだと思うので、プレーで示せるようになると、多分、皆本以上のビッグマウスも出してくれるんじゃないかなと期待もしています。

先日、初めて日本代表候補にも選ばれましたが、もっと早く呼んでもらいたかったですし、ブルーノ・ガルシア監督にもアピールしていました。でも、このタイミングで呼んでもらえたことも彼には励みにもなると思うし、うちのクラブだけではなく、日本代表の顔としても、活躍できる選手になってほしいと思っています。

以下、ペスカドーラ町田戦後のFP内田隼太選手のコメント
――今日の試合を振り返ってください。
内田 ここ数試合の中ではチーム全体のパフォーマンスとして良いものを出せのではないかと思います。でも監督がおっしゃっているとおり、この世界は勝ちがすべてです。とても1点が……試合はゲームプラン通りに進んだのですが、1点がとても遠い試合だったと思います。すぐに切り替えて、開幕戦も近いですし、町田ともこのホーム戦をアリーナ立川立飛でやる機会があるので、それに向けてまたチーム一丸となって頑張りたいと思います。

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