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【Fリーグ】2-0から一度は逆転されるも再逆転したすみだ 須賀監督「殴り合った結果として逆転できた」

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[11.22 Fリーグ第21節 浦安 3-4 すみだ 浦安 1,052人]

 

中断期間まで首位を快走していたフウガドールすみだは、リーグ戦再開後の第15節から第18節まで4連敗を喫した。その後、第19節で大分に4-2で勝利したが、前節の町田戦は再び敗戦。首位の大阪、2位の名古屋と勝ち点差が開く中、チームは優勝争いからプレーオフでの優勝に目標を修正した。そして迎えた21節の浦安戦。アウェーで仕切り直しをしたいチームは、2-0から一時は逆転されたものの、再び逆転して勝利を収めた。試合後、須賀雄大監督は「ただの勝ち点3ではなくて、非常に大きい勝利」と、接戦を制した喜びを口にした。

 

以下、浦安戦後 フウガドールすみだ 須賀雄大監督のコメント

――今日の試合の感想を聞かせてください。

須賀 今日の勝利というのは、ただの勝ち点3ではなくて、非常に大きい勝利だと思っています。というのも、正直、優勝を目指すということでずっと続けてきたのですが、その優勝という目標を現実的に捉えられなくなってきていました。そこで、あらためてプレーオフの優勝というところに目標を下方修正した1試合目の試合でした。自分たちでハードルを下げたというよりは、できることを全力でやって、むしろどんどんトライしていこう、と。これまで優勝というものが頭にチラついていたぶん、できなかったトライとかも、どんどんやっていこう。その1試合目で勝てたのは非常に大きいですし、選手たちが良くやったなと思っています。

 

――後半のタイムアウトの際、「こういう試合だからこそ大胆に」と言っていましたが、大胆には試合を締められましたか?

須賀 そうですね。パワープレーの守備は、名古屋と5-5で引き分けた試合から一番大きなテーマとして取り組んでいました。ここで結果を出してこそ、努力が報われるところでした。かなり緻密なところを意識してやってきたのですが、緻密さゆえに足が止まることもあると思うので、状況、状況に応じて、常に足が動くように、セオリーがありますが、セオリーの中でだけでやるのではない。たとえばボールを奪いに行くアクションは、パワープレーの守備の中でも見せて良い所だと思ったので、そういう意味でも「大胆に」と、「ボールを奪うところは奪おう」という意味も含めて言いました。

 

――GKの大黒選手が先発フル出場でした。大阪戦で大量失点して、心に大きなダメージを受けていたと聞いていましたが、メンタルケアがちゃんとできた証明だったのでしょうか?

須賀 心に大きな傷を負っていたかどうかは、私はちょっとわかりませんが、うちのゴレイロは非常に公平で公正な争いをしていて、出ていなかった2人を含めて、非常にレベルの高いトレーニングを積んでいます。誰が出てもおかしくない中で、大黒がずっと結果を残していたので、彼が出続けているという状況でした。その中で、一度外から見ることで、いろいろな景色が見えたのかなと思いますし、彼自身も負けん気が強いので、(先発を外れる)現状を受け入れるのは難しかったと思いますが、逆に外から見たことでチームの良さをあらためて再認識、再確認してくれたと思います。今日、ピッチでも一番ポジティブな声を出してくれましたし、失点数以上に大きな役割を担ってくれたなと思っています。

 

――パワープレーでスペースが空いて、そこにボラが戻ってクリアーして失点を免れたようなシーンもありました。あれは小野選手が、イヤらしいところにいてディフェンスラインが引っ張られて、ゴールラインが空いてしまったという感覚だったのですか?

須賀 そこは冷静に映像で見直さないと、ディテールのところは1メートル、2メートルの世界なので、明確なことは言えません。ただ、ディフェンスのセオリーとしてパワープレーは短いパスを出させるのが守備の目的です。逆にオフェンスは長いパスを出させることで守備がスライドできなかったり、後ろが引き出されて距離ができたりする。そういうことを狙う戦術です。あのシーンは、おそらくディフェンスがパスコースを切るところに立っていなくて、長いパスを通されてしまい、そこから少しずつディフェンスが後手になっていってしまったと思っています。そこのパスを狙う勇気が相手にも必要でしたし、ポジショニングも高くとらなければいけません。ちょっと相手が誰だったかは覚えていないのですが、そこの1本目のパスが素晴らしかったのではないかな、と認識しています。

 

――ここ最近、大崩れしていました。今日はそれをある意味クリアーしましたが、フットサルの戦術面で、何か変えたところはあったのでしょうか。

須賀 ちょっと難しい話になってしまいますが、僕らは大阪に3-9で負けました。その差は、『自分たちが、もし100%良いプレーをしたとして縮められるのか』と考えたとき、『僕らも進化しないと難しい、自分たちの能力の絶対値を上げないといけない』と、僕は正直、思いました。そういう意味では、よりディテールにこだわったり、選手に精度を求めたり、オフェンスだったり、ディンフェンスの一この立ち位置だったり、パスの精度だったり、質を求めていきました。その求めるレベルが少し高かったと思いますし、自分のチームのキャラクターに合っていなかったところが、もしかしたらあったのかなと。ディテールにこだわったところで、本来は出せたはずの力が出せなかったことが、大いにあったのかなと思っています。

たとえば、ショートパスをつなぐという意識の中に、ロングボールも、うちのチームの良さとして持っています。でも、その(ロングボールという)選択肢がなくなって、いつも近いところのパスだけを見てしまったりする。そういう部分に関しては、自分のコーチング、ティーチング次第で、もっと良くなったと思います。その精度を上げようとしたことで、自分たちの良さが消えてしまったことが、崩れた一つの要因だと思っています。それを逆に目標をあらためて、等身大の自分たちの目標に設定することで、大胆な攻撃だったり、1本の精度は低くなってしまっても切り替えることでカウンターをさらに狙うとか、そういう意識が今日は出ていたので、修正したことですごく良くなった点が多くあったなと思います。

 

――『躍動感』がテーマということでしたが、何%くらい出せたと感じていますか?

須賀 手応えとしては100%出せたと思います。逆に躍動感を出し過ぎてカウンターで失点してしまったのではないかなと思うくらい。その躍動感も、みんなノリノリ過ぎて、人数をかけ過ぎたひっくり返りなので、僕自身は全然ダメではありませんでした。躍動感を出すけど、ゲームマネジメントとして2-0のゲームをどうしていくか。そのマネジメントができればいいなと思ったのですが、今日はそういうことをせずに、逆に決めれば大量得点できるのではないかという気持ちでいたので、変にそこにテコ入れせずに選手が最後までやってくれました。リスクをどんどん冒したことで、相手のチャンスも増えましたが、殴り合った結果として逆転できた。非常に勇気があって、難しいゲームをモノにしたなという印象なので、今日頑張った選手たちには100%という評価をしたいと思っています。

 

――マイナスの折り返しが目立ちました。選手が突破してから、あまり中の状況を見ずにマイナスに折り返していましたが、あそこはスカウティングの結果、狙っていたところだったのですか?

須賀 スカウティングの結果ではありません。選手の感覚でそういうボールが多くなったのだと思います。(選手間の)信頼関係で見えていなくても声が聞こえたら、そこに対して出すくらいの信頼関係だったと思っています。

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