フットサル日本代表

【親善試合】目の前の試合に集中しながら、世界を見据えるFP吉川智貴「タイが相手だったら40分間、うちが圧倒したい」

[2.1 親善試合 日本 2-1 タイ バンコクアリーナ]
日本代表の現在地が、よく見えた一戦だった。

立ち上がりから日本は多くのチャンスを作るものの、奪えたゴールはFP森岡薫の1ゴールのみ。そのまま時間が推移していき、試合終盤にパワープレーから同点ゴールを与えてしまう。なんとかパワープレーから勝ち越すことができたものの、40分間、高い集中力が求められ続けるゲームを展開してしまった。

フットサルの国際大会は、連戦になる場合が多い。そうした大会に勝つためにも、優勢な時間帯に得点を重ねていき、相手が反撃に出ようとする気力を削り取ることで、精神的にも肉体的にも疲労は減らすことができる。強い相手にも、弱い相手にも、見応えがある試合をするチームでは、なかなかタイトルをつかむことはできない。

日本代表のキャプテンであるFP吉川智貴は、「正直、タイが相手だったら40分間、うちが圧倒したい。それくらいにならないと、世界とは戦えないのかなと思います」と、口にした。

オフ明けのタイ代表を相手に、どれだけ自分たちの強さを示せるか。第2戦は、今後の両国の対戦にも影響してくるゲームになりそうだ。

以下、試合後の吉川智貴選手のコメント
――もう少しラクな試合にできた試合でしたね。
吉川 そうですね。前半、ほとんどみんなにチャンスがあったくらいなので。前半で決め切れていれば、もっと楽だったかなと思いますけど。そこは足りなかったかなと思います。

――逆に言えば、そこまでの形はすごく出せたというポジティブな面もありました。
吉川 そうですね。別に今日の試合に関しては……攻撃の部分では、だいぶ課題は残りましたけど、ディフェンスでかなり圧倒できていたので。5ファウルたまってから、少し難しくなりましたが、それまでは非常に良かったのではないかと思います。

――審判がすごいレベルでしたしね。
吉川 それも含めて、もう少しうまく自分たちでコントロールしないといけませんが、良いディフェンスをすれば、あれだけチャンスができると分かったと思います。ほとんどのチャンスはディフェンスから生まれていたので、良いディフェンスをすればあれだけチャンスができることがみんなもわかっていると思うので、そこは収穫かと思います。

――アジア選手権予選もスタートする1年です。今年1年はどんな1年にしていきたいですか?
吉川 変わらないですよ。自分のなかで、何かが変わることはありませんね。あんまり年の変わりとか意識しないので。目の前の試合をやるだけかなと思いますし、次のアジア選手権、2019年ではなく、2020年になりますが、そこが非常に大きな目標ではあります。そのためにも、東アジア予選がある予定ですよね。アジア選手権は、その先にあるので、まだそんな先の話をしてもという感じですね。目の前の1試合1試合を大切にやることが、次につながっていくと思います。目標はもちろんありますが、そんなに先を見ても仕方がないかなと思います。

――3日に再びタイ代表と対戦します。
吉川 もう少し攻撃でチャンスをつくらないといけません。攻撃からのチャンスっていうのは、非常に少なかった。そこが正直、下手すぎたかなと。そこは全然ダメだったので、もう少しみんなで話し合って、改善しないといけないと思います。こうやってボールを持たせてくれるので、もうちょっとうまく攻めたいかなと。

――ゴールの時は、押し込んでFP加藤未渚実選手のキープからのゴールでしたよね。
吉川 そうですね。前半は結構、良かったと思うのですが、後半に入ってから、うちのプレスも前半ほどかからなくなって、向こうも攻撃でリズムを作れてきて、ディフェンスも良くなった感じだと思うので。相手が良くなった時も、うちがもう少しできたかなと。もう少しできたというより、もう少しやらないといけないかなと。

――40分、タイが相手でも圧倒したい?
吉川 そうですね。別に下に見ているわけではありませんけど。

――イランなんかだと、ああいう自分たちの流れのうちに点を重ねて、相手の心を折ってしまいますよね。
吉川 はい。なので、正直、タイが相手だったら40分間、うちが圧倒したい。それくらいにならないと、世界とは戦えないのかなと思います。

――そこに近づく試合が明後日できることを期待します。2日しか時間がないので、どこまで変えられるかはわかりませんが。
吉川 でも、どういうプレーを意識するか、もう少しはっきりさせることはできると思うし、それができればもう少しうまくいくんじゃないかなと思っています。

――田村龍太郎選手は出場時間が長くなっていましたが、日本代表の選手層の厚みを増している感覚はキャプテンにもありますか?
吉川 もちろん、それはありますよね。監督はそれも意識して、こういうメンバーで遠征に来ていますし、新しく来た選手もすごく良かったと思うので。1試合目だから、緊張とかもあったと思いますが、次の試合はもう少し良くなると思いますし、日本が強くなるためには下からの底上げが必要です。それで競争が激しくなればいいかなと思います。

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