【フットサルW杯】2点ビハインドから追いついたイラン、PK戦の末にポルトガルを破ってW杯を3位で終える

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フットサルW杯は1日、大会最終日を迎え、カリの会場では3位決定戦が行われた。2000年のグアテマラ大会以来の3位を目指すポルトガルと、初の3位を目指すイランの対戦は、2-2で前後半の40分を終えて、PK戦にもつれ込んだ。そして、6人目までもつれたPK戦の末にイランが4-3で勝利した。

イランは中心選手のケシャバルスとバハドリが負傷のため、ベンチ入りメンバーから外れ、FPは10人の登録となった。一方のポルトガルは、FP11選手、GK3選手がベンチ入りしている。また、日本人の小崎知広審判員が第2審判を務めている。

立ち上がりはポルトガルがボールを回しながら、イランのゴールに迫る展開になる。GKサミミのセーブなどでピンチを凌いだイランも、ミドルシュートやセットプレーからポルトガルのゴールを脅かしていく。両チームに決定機がある中で、5分にはポルトガルのジョのシュートは左ポストに嫌われた。

カルディナルに対して激しく守るイランは、前半10分に自陣からのカウンターでチャンスをつくる。しかし、エスマイルプールのシュートはGKベベに防がれた。12分にもイランはジャビドが速攻からシュートを放ったが、ボールは枠の左を通過していった。

ポルトガルはセットプレーから、イランはカウンターからゴールを狙っていくが、両チームのGKの好セーブもあり、なかなか得点は決まらない。前半残り1分を切り、イランはエスマイルプールがGKと1対1になるチャンスを得るが、ループシュートを枠の上に外してしまう。ポルトガルも前半終了間際に速攻を仕掛けたが、カルディナルのシュートがGKに阻まれ、両チームとも得点を挙げられないまま、前半を終えた。

後半に入ると、すぐに試合が動く。前半はなかなか速攻の機会がなかったポルトガルが、中盤でボールを奪うと、リカルジーニョが素早くカルディナルにボールを入れる。イランの守備が後追いになると、カルディナルはシュートフェイントでフリーになってシュートを決めた。さらに、その直後にもイランからボールを奪ったポルトガルは、リカルジーニョとのコンビネーションからカルディナルが2点目を決めて、2-0とリードを広げた。

ここでイランはタイムアウトを取り、選手たちを落ち着かせる。後半2分にはイランがカウンターを仕掛けてフィニッシュまで行ったが、ゴールライン上でカルディナルがシュートをブロックして、得点を許さない。後半5分にはポルトガルのミゲルとイランのサングセフィディが激しくやり合い、ともにレッドカードを提示される。4人対4人になった状況で、イランはカゼミがミドルシュートを決めて、1点を返した。

さらにイランは、残り7分30秒の時点でポルトガルの5つ目のファウルを誘発し、強くプレッシャーを掛けられなくなったポルトガルを攻め立てる。後半16分、イランはポルトガルのハンドを誘発して、ゴール右45度の位置で壁なしのFKを得る。これをジャビドが決めて、試合を振り出しに戻した。

このまま、試合は2-2で終了。この試合後、同じ会場で決勝戦が行われるため、試合は延長戦のないまま、PK戦に突入する。1人ずつが決めて迎えた3人目、先攻のポルトガルはリカルジーニョが決めると、後攻のイランもタイエビが成功。サドンデスの3人目、ポルトガルのジョアン・マトスのシュートが左に外れると、イランはジャビドが決めて4-3で勝利。W杯史上初めてイランが3位となった。