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【高校】フットサル王者の矢板中央、サッカー選手権3回戦に進出 高橋健二監督「フットサルとサッカーを融合させたい」

[高校サッカー選手権 1.2三重 2-3 矢板中央 NACK 3,603人]

2017年8月に開催された第4回全日本ユース(U-18)フットサル大会で日本一に輝いた矢板中央高校(栃木)は、1月2日に行われた第96回全国高校サッカー選手権大会の2回戦で三重高校(三重)に勝利し、3回戦にコマを進めた。

矢板中央は前半2分にFW久永寿稀也のゴールで先制するものの、一度は同点に追いつかれる。それでも、第4回全日本ユース(U-18)フットサル大会にも出場したMF稲見哲行のゴールで同点に追いつくと、後半25分にもCKの流れからDF白井陽貴が追加点を挙げた。終盤に三重高に1点を返された矢板中央だが、3-2で競り勝って3回戦に進出している。

試合後のミックスゾーンで記者の取材に応じた矢板中央高の高橋健二監督は、「選手たちは、ものすごく変わりました。彼らもそうですが、私自身もフットサルの接近する要素、攻守の切り替えがものすごく勉強になりました。私はあのとき、監督としてではなく、上(スタンド)から試合を見ていたのですが、フットサルとサッカーを融合させたいという思いがあります」と、夏の第4回全日本ユース(U-18)フットサル大会に、大きな影響を受けたと話す。
「それまではずっと勝てなかったんですよ。新人戦も県大会で負けて、関東予選なんて県の1回戦で負けてしまった。インターハイも準決勝で負けて、そのあとフットサルで全国大会に出て優勝しました。あれがすごく刺激になったかなと。私自身、指導者としてもフットサルの局面の攻守の切り替えなどは勉強になったので、これからもフットサルを取り入れながらサッカーとミックスして、技術レベルとか、切り替えの早さとか、そんなことを意識してやっていきたいと思います」

フットサル選手権には「14番」を付けていた飯島翼。サッカー選手権では「10番」で坊主頭に変わっていた

三重高戦では、フットサル選手権で歴代最高得点となる19得点を挙げて大会MVPにも輝いたFW大塚尋斗は無得点だったものの、中心選手だったMF飯島翼は、前半途中から出場すると、テクニックを生かしたプレーで三重高の守備を崩す働きを見せた。
特に後半30分に見せたプレーは、フットサルのピヴォ当てそのもの。惜しくもシュートは左へ逸れていき、飯島自身は「ゴール前まで行ってフィニッシュの部分で決められなかったので、次は決めきれるようにします」と反省した。それでも「フットサルをやっていた影響から、そういう狭いエリアでも崩せる形があります」という言葉を立証するような場面だった。

3回戦進出を決めた矢板中央は、明日3日に浦和駒場スタジアムで神村学園(鹿児島)と対戦する。同会場では、同じく第2回全日本ユース(U-18)フットサル大会を制した作陽高校も、日本文理高(新潟)と激突する。両校が勝ち上がれば、ベスト4進出をかけて5日に直接対決が実現することになる。

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